高齢男性の運転する車が、女性を死亡させてしまう事故。
運転者はブレーキが効かなかったと主張、メーカーは(合併に支障)と欠陥を隠蔽・・

「ミス・ジコチョー」は いつもの如く、 一切の忖度なく
世界3位の巨大自動車メーカーSIMIZU自動車を敵に回し真っ向勝負。

失敗学のその先、天ノ教授は・・
タイムマシーンを開発、チェルノブイリ、3.11フクシマへ

福島原発事故の検証も、一切の忖度しない「ミス・ジコチョー」にお任せしたい。

NHK「ミス・ジコチョー」チームの皆さん、続編を期待しています。

最終話・車メーカー編の後編=ファイル10「真奈子、サンタを呼ぶ」
再放送:総合 12月25日(水)午前1時25分から2時14分

もし 「ミス・ジコチョー」 が、一切の忖度なく 日航123便墜落事故の真相に挑めば・・

皆様のNHK製作「自由はこうして奪われた~治安維持法 10万人の記録~」

 NHK公式WEBより
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~ | NHK ドラマ10
車メーカー編の後編=ファイル10「真奈子、サンタを呼ぶ」 再放送:総合 12月25日(水)午前1時25分から2時14分
【車メーカー編の、後編。高齢男性の運転する車が、女性を死亡させてしまう事故が発生。真奈子(松雪泰子)は実験を繰り返すうちに、車両側の欠陥の可能性を感じるが、同じ頃に「真奈子がホストに大金を貢いでいて、研究費を使い込んでいるのではないか」という疑惑が爆発。日本の大学から追放される危機と闘いながらも、真奈子は母親・喜里子の協力も得て、自動車会社のリコール隠しを暴いていく・・・。】

ファイル9・車メーカー編の前編


 ドラマ・シネマガイドブックより
ミス・ジコチョーは失敗学からの学びが深い良作!最終回・10話のネタバレと感想!

【ついに運転者ではなく車体に問題があるヒントをつかんだ天ノ教授(松雪泰子)。
しかし大手企業・清水自動車からの攻撃で、教授がホストクラブに通っていることがオープンになり、ジコチョーも退任を迫られて大変です。

失敗してもそこで終わりにしない、天ノ教授の不屈の精神と最後の秘密が明かされる、最終回・ファイル10『真奈子、サンタを呼ぶ』です!

糾弾される天ノ教授の秘密

天ノ真奈子教授は、ホストクラブ通いに研究費を使い込んだ嫌疑をかけられていた。
「就労時間外の余暇」だと冷静に返す教授はさらに「公序良俗関わる」と攻められる。
しかし教授の頭が既にジコチョーのことで一杯だった。
ところが、今度はジコチョーから委員長である教授を罷免する話が出てしまう。
しかし解任ギリギリまで粘るつもりの教授だ。
秘書の辻留志保は教授のためにシュレッダーをかけ、とある秘密を隠そうと邁進する。
しかし、「不正に関する密告があった」と言って1日早く査察が研究室に来てしまう。

天ノ教授が隠そうとしていたのは、プライベートな極秘プロジェクトだった。
教授は自費を投じて大学に内緒で元教え子を集め、タイムマシーンの研究開発をしていたのだ。
スタッフは世界中の研究機関に所属しているので、公にしては問題が生じる。
また、ホストのトキオもスタッフの要で、ホストで稼いだ資金をプロジェクトに投じているのだった。
教授の秘密を知り、感動する助手の野津田燈。

教授がスリーマイル島・チェルノブイリ・東日本大震災での原発事故の失敗をやり直したいと考えていることを思い出したのだった。

ドラマ「ミス・ジコチョー-天才・天ノ教授の調査ファイル-」最終回・10話の感想

失敗から目を背けないことを、自分自身も心がけていきたいと思えるドラマでした。
車両の欠陥が判明しても失敗に目を背けず謝罪した牧野の心映えは見習いたいところです。

また、教授と九坂の呼びかけで、日本中の多くの町工場が実験に参加してくれたことも、ドラマながら良かったです。
九坂の言うとおり車に対する愛情と、モノづくりの精神を尊ぶ日本人らしい姿が伝わってきました。

しかし、主演の松雪泰子演じる天ノ教授はすごく魅力的でした!
適度に子供っぽくもあり、相手を糾弾する時にも激しても声を荒げない冷静さありという感じで、珍しい教授役を素敵に演じていたと思いました。

 天ノ教授の目標はタイムマシーン!

何と、個人的なプロジェクトを大学に隠していた天ノ教授。

ホストクラブ通いの露呈からこんな展開とは、ビックリでした。

教え子と作っていたのがタイムマシーンで、しかも目標は3大原発事故という失敗を阻止することだなんて、最終回にすごいのが来た!という感じでした。

でも、それを知った野津田の感動は、なんとなくわかる気がしました。

ものがタイムマシーンだけにそれこそ失敗の連続でしょうが、夢を追っている、でも地に足がついているというところがいいですよね。
松雪泰子演じる天ノ教授には、是非また戻ってきてもらいたいです!】一部抜粋


 朝日新聞より
独立調査委設置を要請へ 福島第一原発事故で民間団体
【脱原発をめざす民間団体「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」が20日、東京電力福島第一原発事故について、独立した新たな調査委員会を設置するよう与野党の国会議員に要請すると発表した。原子力規制委員会が10月から事故調査を再開したことを受け、より幅広い調査や検証が必要だと主張している。

福島第一 戻ってきた風景、地元企業は挑む 真山仁さん
 国会の取り組みとして新たな調査委員会を設けたうえで、未解明の事故原因の調査のほか、廃炉や使用済み核燃料など原発やエネルギー政策などについて調査や検討を進めることを要請書で求めている。2012年に終了した国会事故調査委員会で集めた資料を公開する仕組みづくりなども求める。

 また、規制委に対して、地震によって原子炉の冷却機能が喪失した可能性についても調べ直すよう求めたことも明らかにした。

 記者会見した副会長の中川秀直・元自民党幹事長は超党派で取り組むべき問題だと指摘し、「国民の疑念や不信とちゃんと向き合う対応を国会に担っていただく必要がある」と話した。】