支払いの痛み」が薄い〝キャッシュレス〟と、「支払いの痛み」を実感出来る〝現金払い〟を比べてみれば・・

浪費癖のある御仁には尚更、「支払いの痛み」が薄い〝キャッシュレス〟は不向き。
借金地獄へのパスポート?リボ払いなど、もっての外だろう。
リボ払いの恐怖!クレジットカードローンのリボ払いで借金地獄に陥る人々。手数料も凄い

〝キャッシュレス化〟のメリットばかりが取り上げられるが、

預金金利がほぼゼロの世で〝キャッシュレス〟のコストは、利用額の数パーセント、
この安くはないコストを誰が支払うかと言えば、最終的には私たち消費者なのだが・・
消費増税時の経済対策「キャッシュレス決済客のみ2%分還元」が完全に中小店を殺しに来ている
好調・串カツ田中が、あえて「キャッシュレス化」を進めない理由
【飲食業界では、原価率を売り上げの30%以下に抑えることが望ましく、同じく30%程度の人件費がかかります。その上、テナント・家賃代として10%、その他諸雑費を計上すると90%はかかってしまう。

その中でクレジットカードの手数料が売り上げの3~5%を占めるのは非常に厳しい。飲食店を経営したことがない方には想像できないかもしれませんが、3~5%の負担は重すぎます」(坂本氏、以下同)

一か月の串カツ田中の一店舗当たりの売上を、600万円と仮定しよう。
そのすべてがクレジットカード決済だった場合、4%の手数料であれば24万円が引かれることになる。
「24万円もあれば一人雇える」と坂本氏が苦笑するように、何かをするわけではない手数料だけで、これだけの額を差し引かれるのは、眉をひそめて当然だろう。】

 朝日新聞デジタルより
進むキャッシュレス でも現金の方がよくないですか?
【単身赴任をきっかけに、飲食費をクレジットカードで払う機会が増えました。しかしつい使いすぎ、妻からは大目玉。現金払いに戻したところ、明らかに支出が減りました。

日本は海外に比べ、「現金主義」が強いと言われます。政府は10月の消費増税をきっかけに、キャッシュレス化を進めようとしています。でもやっぱり、お金のありがたみを実感できる現金の方がよくないですか。消費者行動論が専門の名城大学の中川宏道准教授に話を聞きました。

スマホ決済、大盤振る舞いの陰で 抵抗感の正体を考える


現金だと大きい「支払いの痛み」

 なかなか手に入らないバスケットボールの試合のチケットが、ネットオークションに出た。クレジットカード払いの人は、現金払いの人に比べ、平均約2倍高い価格で入札していた――。マサチューセッツ工科大のプレレク教授とシメスター教授によるこんな研究があります。

 なぜ、こうした結果になるのでしょう。クレジットカードで支払った金額が銀行口座から引き落とされるのは通常1カ月以上先で支払いの実感は薄く、『支払いの痛み』を感じにくいからです。クレジットカード払いは現金よりも買う量や額が増えることが、多くの研究で明らかになっています。また、衝動買いが多くなる傾向もあります。

 現金払いは、財布を取り出し、…】