月の石」の成分を調べた結果、大昔の「地球の石」だったことが判明。
40億年前の「地球の石」が、小惑星や彗星との衝突で月へ飛んで行った?そうだが・・

月の石」の成分=「石英・長石・ジルコン」は、
地球のような酸素が多い環境で結晶化・・地球が誕生してまもない40億〜41億年前
地表から約20キロ地下で結晶化」

「月面に飛ばされた地球の岩石は、一部が溶解し、月面下にめりこんだが、約2600万年前に起きた小惑星の衝突によって、直径340メートルのクレーターが出現。これを48年前に採掘したのがアポロ14号の宇宙飛行士だった」? 良くできた話ではあるが・・

東京大学・関根 康人氏の論文 地球に酸素が生まれた日 には、
大気中の酸素、藍藻(シアノバクテリア)や植物プランクトンのような酸素発生型光合成生物によって生み出される。これら生命が誕生する以前の地球には、当然酸素はなかった。実際、さまざまな地質的証拠から地球大気に酸素が登場したのは今から23〜20億年前とされる」 と、ある。

40億年前の地球に、酸素はなかった!?
ならば、40億年前の地球に、「石英・長石・ジルコン」も、存在していなかったか、
きわめて珍しい存在だったと考えられる。

もし、アポロ14号が持ち帰ったとされる「月の石」が、地球で採取した「地球の石」だったならば、
アポロ計画…本当は月に行ってない!?」という都市伝説?の方が真実だった?
となるが・・



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 ハザードラボより
48年目の真実!アポロ14号が持ち帰った月の石「地球最古の石だった!」NASA
【米航空宇宙局(NASA)のアポロ計画と言えば、「月の石」の印象が強いが、月科学探査センター(CLSE)の研究チームはこのたび、「アポロ14号が持ち帰ったのは、実際は地球最古のものだった」という衝撃的な事実を明らかにした。

 科学誌『地球と惑星科学の研究(Earth and Planetary Science Letters)』に今月24日に掲載された論文によると、豪州とスウェーデンの合同チームは、1971年に史上3度目の月面着陸を成功させたアポロ14号の宇宙飛行士が持ち帰った岩石の地質学的構造を調査し、「石英・長石・ジルコン」から構成される2グラムの岩石を発見。

小惑星墜落の名残

 これらの鉱物は、地球上ではごくありふれているが、月面ではそれほど含有量が多くない。破片の化学的分析を行った結果、月の温度環境よりも、地球のような酸素が多い環境で結晶化した可能性が高いことが判明。地球が誕生してまもない40億〜41億年前に、地表から約20キロ地下で結晶化したことがわかった。

研究チームによると、初期の地球には、小惑星や彗星がたびたび衝突し、地表に直径数千キロに及ぶ巨大なクレーターを形成。そのときの衝撃によって、地表に露出した岩石が、別の衝突のときに弾かれて、大気圏を超えて月まで弾き飛ばされたと考えられる。当時の月は、現在の距離(38万4400km)の3分の1ほど近くに位置していたという。

月面に飛ばされた地球の岩石は、一部が溶解し、月面下にめりこんだが、約2600万年前に起きた小惑星の衝突によって、直径340メートルのクレーターが出現。これを48年前に採掘したのがアポロ14号の宇宙飛行士だったという。

 主任研究者であるデヴィッド・クリング氏は、今回の分析結果について、「月の石が地球由来のものだったという結論は、多くの地質学者の間で物議を醸すでしょう」と認めながらも、「この岩石は、太陽系が誕生から最初の10億年間に、地球がいかに数多くの衝撃を受けていたかを示す確かな証拠です」と述べている。】

 CNNより
アポロ14号が持ち帰った月面の岩石、「実は地球由来」と研究者
【48年前にアポロ14号で月面に着陸した飛行士が持ち帰った岩石のサンプルが、実際には地球由来のものであったとする研究論文が、このほど科学誌に掲載された。彗星(すいせい)か小惑星が地球に衝突した衝撃で岩石が宇宙空間へと飛ばされ、偶然その先にあった月に激突したという。

当該の岩石には石英、長石、ジルコンといった鉱物が含まれている。これらは地球なら非常にありふれた鉱物だが、月の地質における含有量はあまり多くない。

今回の研究を主導した月の専門家、デービッド・クリング氏は、地球の岩石が宇宙空間へ飛び出して月に激突したとする分析結果について、

地質学者の中には異論を唱える向きもあるだろうと認めつつ、度重なる小惑星の衝突にさらされていた誕生直後の地球の状況を考慮すればそこまで驚くような話ではないとの見解を示した。】一部抜粋

 youtube・朝日新聞社より
アポロが持ち帰った月の石…まさか「地球の石」だった?

【1971年に月面着陸したNASAの宇宙船アポロ14号が持ち帰ったバスケットボールほどの大きさの石は、実は大昔、地球から月に飛んできた隕石(いんせき)だった?――。こんな結果が米航空宇宙局(NASA)などの研究で分かった。月や火星から地球への隕石は見つかっているが、地球からの隕石とみられる物体が確認されたのは極めて珍しい。

 分析した石片は月では極めて珍しい石英を含み、地球で一般的な花崗岩(かこうがん)に似ていた。これに含まれる「ジルコン」という鉱物やチタンの割合を調べたところ、地球最古の石と同時期の40億年前に作られたと推定された。

その時の温度や圧力を求めると、月で同じような環境は地中約170キロになり、月の地殻よりはるかに深くなった。一方、地球では深さ約19キロが同じ環境で、同じような成分もマグマから広く見つかるという。

 月で極めて特殊な条件がそろって作られた可能性もあるが、40億年前に地球で作られた岩石が、小惑星の衝突などではじき飛ばされ、月にたどり着いたと考える方が自然だと指摘。研究チームは「地球からの隕石の初の証拠の可能性がある」としている】