ITバブルの象徴=アップルと、金融バブルの象徴=ゴールドマン・サックスのつまずきで、
ブラックマンデー再び?

アップルは iPhoneの減産情報で、ゴールドマン・サックスはマレーシアの政府系ファンドの資金流用問題で・・
ダウ602ドル安、アップルやゴールドマン急落

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 SankeiBizより
東証大幅反落、米株安響く 下げ幅一時800円に迫る 2週間ぶり安値
【12日の米国市場では、スマートフォンの販売減速への懸念が強まった米アップルが売り込まれ、ダウ工業株30種平均が600ドル超下げて取引を終えた。こうした流れを引き継いだ東京市場では、アップルへの製品供給で知られる半導体や電子部品の関連銘柄に売りが出て、平均株価を押し下げた。投資家心理が悪化して幅広い業種の銘柄が値下がりし、ほぼ全面安の展開となった。

 円相場は対ドルで円安進行が一服し、東京株の重荷となった。】

 日本経済新聞より
東証寄り付き 下げ幅700円超、全面安 電子部品や機械株に売り膨らむ
【13日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落している。下げ幅は700円を超え、2万1500円を下回る場面があった。前日の米株式市場でハイテクや金融など主力株が軒並み安となり、リスク許容度の低下を映した売りが日本株にも膨らんでいる。海外ヘッジファンドなど短期筋の心理悪化を映した、株価指数先物への断続的な売りも株式相場全体を押し下げている。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も大幅安。

前日12日、米アップルに部品を供給する米電子部品メーカーが「大口顧客から10~12月期の出荷を大幅に減らすよう要請を受けた」と説明し、同期の売上高見通しを引き下げた。「iPhone」の販売減速の思惑を呼び、同日の米株式市場でアップル株が急落した。東京市場でもアップルに部品を供給するTDKや太陽誘電、村田製など電子部品株が軒並み急落している。】

NY株602ドル安 アップル急落、販売減速懸念で
【12日の米株式市場でダウ工業株30種平均が大幅に続落し、前週末に比べて600ドル強下落した。主力の「iPhone」に販売減速の懸念が浮上したアップル株が一時5%強下落し、ほかのハイテク株の売りにも波及した。マレーシアの政府系ファンドの資金流用疑惑に絡んでゴールドマン・サックスも急落した。

アップルは7月末以来の安値をつけた。「iPhone」に顔認証用のセンサーを供給しているルメンタム・ホールディングスが12日、大口顧客から出荷を大幅に削減するよう要請されたことを公表。ルメンタム側は顧客の企業名を明かさなかったが、市場に「アップルが減産を要請した」との見方が広がった。

ダウ平均の構成銘柄では、金融大手のゴールドマン・サックスが一時7%強の大幅安となった。マレーシアの政府系ファンド「1MDB」の資金流用問題に絡み元行員2人が起訴された問題で、米メディアはロイド・ブランクファイン前最高経営責任者(CEO)が1MDBの関係者と面会していたと報じた。ゴールドマンの組織的な関与の可能性を嫌気した売りが膨らんだ。】