虎の子・東芝メモリを売却して得た売却益9655億円も、英原発事業撤退で約150億円、
WHの原発受注がらみ・米国LNG事業からの撤退で約930億円と、大幅に目減り。
疫病神・原発さまの祟りは、いつまで続くのか?

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沈没寸前の東芝、海外原発撤退どころか・・ 提携先撤退で英原発会社の全株取得
【WH買収でも、買取オプションを付与した提携先に逃げられ、
英原発会社でも、同様のオプションを行使され、提携先の全株を買取ることに・・

 東芝は何故、後々禍根を残す不利な契約を結んでしまったのか?
甘チャン東芝は、提携先の言いなりの不利な契約に、疑問さえ抱かなかったのかも知れないが・・】

東芝、生き残り賭け「WH破産申請」⇒米・原発保証8000億だけなら・・
【しかし、WHが抱える中国4基の未完成原発、東芝本体が関わる英原発事業、
WHの米原発受注にからみ引き受けた?年間220万トンのLPGが生み出す1兆円規模の損失・・超えなければならない障害はあまりに大きい。】

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 BBC Newsより
東芝、英国の原発建設事業から撤退へ
【東芝はプレスリリースで「NuGen社維持費用の継続負担等を勘案し(中略)英国での原子力発電所新規建設事業からの撤退を決定し、NuGen社を解散することを決議しました」と説明した。

NuGenの引き受け先としては韓国電力公社(Kepco)が有力視されていたが、1年以上におよぶ交渉は決裂した。

NuGenは元々、東芝とフランスのエネルギー企業エンジーが共同で保有していた。東芝は2017年、米ウェスチングハウスカンパニーの再生手続きの申し立ての際に、エンジーの保有株を買い取っていた。】一部抜粋

 ITmedia NEWS より
東芝、英原発事業・米LNG事業から撤退
【東芝は11月8日、英国での原発建設事業から撤退し、連結子会社のNuGen(ニュージェネレーション)を解散すると発表した。米国の液化天然ガス(LNG)からも撤退。非注力事業を切り離し、事業構造を見直して収益力を強化する考えだ。

 東芝は海外原発事業のリスクをなくすため、複数社とNuGenの売却について交渉を進めていたが、2018年度中の売却完了の見通しが立たないこと、NuGenの維持費など負担を考慮し、同社の解散を決めた。19年1月末までに解散手続きを始める予定。

 また、LNG事業の子会社である東芝アメリカLNGコーポレーションを売却する。19年3月末までに売却を完了させ、米国のLNG事業から撤退する計画。売却先である外国企業は「契約完了次第、速やかに公表する」(東芝)としている。

 東芝は、NuGenの解散に伴い約150億円、米国LNG事業からの撤退で約930億円の損失を計上。8日に発表した18年度(18年4月~19年3月)連結業績予想では、純利益を前回発表から1500億円減の9200億円に下方修正した。】

東芝、4~6月の純利益は1兆円超 東芝メモリ売却で
【東芝が8月8日に発表した2018年4~6月の連結業績は、東芝メモリの売却益9655億円を計上し、純利益が1兆167億円(前年同期は503億円)だった。一方、営業利益は7億円(同94.5%減)。“虎の子”の半導体なき今、エネルギー事業、ストレージ&デバイス事業などの減益が目立った。】