不具合を起こしたのは、東芝製の巨大装置の一部。
放射線量が高く、遠隔によって燃料を安全に取り出すための設備。


特集・トピックス:福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プール内からの燃料取り出しに向けて

5月には、東電の 電気屋とも思えぬ初歩的ミス?で、クレーンの制御盤を損傷させている。

福島第一原子力発電所3号機 燃料取扱設備クレーン不具合原因調査結果について

 NHKニュースWEBより
福島第一原発3号機 核燃料つり上げる機器が自動停止
【福島第一原子力発電所3号機で計画されている使用済み燃料プールからの核燃料の取り出しに向けて、東京電力は8日、核燃料をつり上げる機器の性能を確認する国の検査を受けていたところ、警報が鳴って機器が自動停止していたことがわかりました。東京電力はことし11月に核燃料の取り出しを開始する計画で、原因の究明を急いでいます。

福島第一原発3号機の使用済み燃料プールには566体の核燃料があり、東京電力は取り出しに向けて機器の試運転などを続けています。

こうした中、東京電力は8日午後3時ごろ、「燃料取扱機」と呼ばれるプール内の核燃料をつり上げる機器の性能を確認するため、原子力規制庁の検査を受けていたところ、部品の故障を知らせる警報が鳴り、機器が自動停止したということです。

実際には故障は確認できなかったものの、警報が鳴った原因がわからないということで検査は受けられず、東京電力は原因の究明を急いでいます。

核燃料の取り出しに向けてはことし5月、クレーンの制御盤に不具合が見つかり、制御盤の交換が行われています。

東京電力は核燃料の取り出しを開始する時期について「11月に向けて鋭意努力する」としていますが、原子力規制庁は10日、工程への影響を詳しく確認することにしています。】