たかが五輪のために、全国民に犠牲を強いる ≪時代の空気≫ ≪時代の狂気≫
安倍総理が「アウト・オブ・コントロール」と、偽りのプレゼンで詐取したTOKYO2020。
五輪招致委、フェアな招致活動?で・・ドーピング隠し疑惑の口座へ2億2000万円。

猛暑が問題なら、オリンピックアスリートのため、この際 涼しいロンドンに譲っては如何か?
たかが五輪のために・・安倍総理、サマータイム導入検討を指示
暑さ対策でサマータイム導入を検討 東京五輪・パラリンピックの開催はもはや戦争の遂行と同じなのか
前回の1964東京五輪は、酷暑を避け10月に開催された。
ボランティアという概念がなかった当時、ただボラ「ブラックボランティア」を召集することもなかったと記憶するが・・
ボランティア徴用令? <東京五輪・パラ>学徒動員のため?「授業避けて」国通知
『盛夏の時期は、比較的長期にわたって晴天が期待できるが、気温、湿度ともに極めて高く、選手にとって最も条件が悪いうえに、多数の観衆を入れる室内競技場のことを考えると、最も不適当という結論に達した。』(「第18回オリンピック競技大会公式報告書」より)
東京五輪「ブラックボランティア」中身をみたらこんなにヒドかった
先の大戦でも、≪時代の狂気≫に飲まれ?開戦を煽った大マスコミには、
≪時代の空気≫に逆らい、復興五輪に〝異を唱える〟勇気はないだろうが・・
そして、メディアは日本を戦争に導いた
西日本新聞・時代ななめ読み より
東京五輪が待ち遠しくない
【われながら気弱な書き出しだが、今回のコラムは大多数の読者から賛同を得ようなどと大それたことは考えていない。10人に1人ぐらいの読者の共感をいただければ幸いである。
東京五輪の開催まで2年に迫った。競技会場が予定される各地で「あと2年」のイベントが開かれ、テレビもしきりに「待ち遠しいですね」と呼び掛ける。
私はといえば、全然待ち遠しくない(個人の感想です)。
中 略
さらに心配なのは、その「熱さ」が「日本人なら五輪に協力して当然。何しろ国民的行事なのだから」という「圧力」に転じることだ。日本社会に根強い同調圧力が一層強まりそうだ。
五輪の式典演出に関わる人気ミュージシャンが昨年、インタビューで五輪反対論に触れ「もう国内で争ってる場合ではありませんし」「いっそ、国民全員が組織委員会。そう考えるのが、和を重んじる日本らしい」などと語っていた。
実は東京五輪への反対論、懐疑論は根強い。「復興五輪というが、本当に被災者のためになるのか」「欧米のテレビ放映優先で選手のことを考えていない」-。元競技選手からも批判の声が上がっている。
こうした異論を「もう決まったこと」「和を乱すな」などの論理で封じ込めるようなことになれば、かえって「より良き五輪」の実現は遠のくだろう。
「国民全員が組織委員会」…。それはちょっとご辞退申し上げたい。ちなみに東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長は森喜朗元首相である。
雑誌「週刊金曜日」(4月20日号)が「東京オリンピックなんて大っ嫌い! 最後の一人になっても2020年開催に反対する大特集」を組んでいた。
元報道番組キャスターの久米宏さんが「一千億円の違約金を払って返上すべきだ。開催の負の面を考えれば安いもの」と気炎を上げている。さすがは久米さん、歯切れがいい。
私は久米さんほどの気力はないので、「反五輪」「嫌五輪」というより、「厭(えん)五輪」「避五輪」といったスタンスだ。返上とまでは言わないが、せめて「NOが言える五輪」に、そして「お祭り騒ぎが嫌いな人を巻き込まない五輪」にしてほしいと願うばかりだ。
(論説副委員長)
=2018/08/05付 西日本新聞朝刊=】一部抜粋
安倍総理が「アウト・オブ・コントロール」と、偽りのプレゼンで詐取したTOKYO2020。
五輪招致委、フェアな招致活動?で・・ドーピング隠し疑惑の口座へ2億2000万円。

猛暑が問題なら、オリンピックアスリートのため、この際 涼しいロンドンに譲っては如何か?
たかが五輪のために・・安倍総理、サマータイム導入検討を指示
暑さ対策でサマータイム導入を検討 東京五輪・パラリンピックの開催はもはや戦争の遂行と同じなのか
前回の1964東京五輪は、酷暑を避け10月に開催された。
ボランティアという概念がなかった当時、ただボラ「ブラックボランティア」を召集することもなかったと記憶するが・・
ボランティア徴用令? <東京五輪・パラ>学徒動員のため?「授業避けて」国通知
『盛夏の時期は、比較的長期にわたって晴天が期待できるが、気温、湿度ともに極めて高く、選手にとって最も条件が悪いうえに、多数の観衆を入れる室内競技場のことを考えると、最も不適当という結論に達した。』(「第18回オリンピック競技大会公式報告書」より)
東京五輪「ブラックボランティア」中身をみたらこんなにヒドかった
先の大戦でも、≪時代の狂気≫に飲まれ?開戦を煽った大マスコミには、
≪時代の空気≫に逆らい、復興五輪に〝異を唱える〟勇気はないだろうが・・
そして、メディアは日本を戦争に導いた
西日本新聞・時代ななめ読み より
東京五輪が待ち遠しくない
【われながら気弱な書き出しだが、今回のコラムは大多数の読者から賛同を得ようなどと大それたことは考えていない。10人に1人ぐらいの読者の共感をいただければ幸いである。
東京五輪の開催まで2年に迫った。競技会場が予定される各地で「あと2年」のイベントが開かれ、テレビもしきりに「待ち遠しいですね」と呼び掛ける。
私はといえば、全然待ち遠しくない(個人の感想です)。
中 略
さらに心配なのは、その「熱さ」が「日本人なら五輪に協力して当然。何しろ国民的行事なのだから」という「圧力」に転じることだ。日本社会に根強い同調圧力が一層強まりそうだ。
五輪の式典演出に関わる人気ミュージシャンが昨年、インタビューで五輪反対論に触れ「もう国内で争ってる場合ではありませんし」「いっそ、国民全員が組織委員会。そう考えるのが、和を重んじる日本らしい」などと語っていた。
実は東京五輪への反対論、懐疑論は根強い。「復興五輪というが、本当に被災者のためになるのか」「欧米のテレビ放映優先で選手のことを考えていない」-。元競技選手からも批判の声が上がっている。
こうした異論を「もう決まったこと」「和を乱すな」などの論理で封じ込めるようなことになれば、かえって「より良き五輪」の実現は遠のくだろう。
「国民全員が組織委員会」…。それはちょっとご辞退申し上げたい。ちなみに東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長は森喜朗元首相である。
雑誌「週刊金曜日」(4月20日号)が「東京オリンピックなんて大っ嫌い! 最後の一人になっても2020年開催に反対する大特集」を組んでいた。
元報道番組キャスターの久米宏さんが「一千億円の違約金を払って返上すべきだ。開催の負の面を考えれば安いもの」と気炎を上げている。さすがは久米さん、歯切れがいい。
私は久米さんほどの気力はないので、「反五輪」「嫌五輪」というより、「厭(えん)五輪」「避五輪」といったスタンスだ。返上とまでは言わないが、せめて「NOが言える五輪」に、そして「お祭り騒ぎが嫌いな人を巻き込まない五輪」にしてほしいと願うばかりだ。
(論説副委員長)
=2018/08/05付 西日本新聞朝刊=】一部抜粋