利用運転は本年9月まで行い、その後、耐震Cクラス施設の耐震補強工事を実施??

原発事故の再現実験をするなら、せめて耐震工事を済ませてからにしていただきたい。

原子炉内の核燃料が制御不能に陥った状態を人工的に作りだし、燃料がどのように破損するのか検証・・

チェルノブイリ事故も、実験中に原子炉が暴走、大事故に至った。
地震が引き金だったという情報もある。
一人の男が真実を暴く 「チェルノブイリの真相 ~ある科学者の告白~」
【爆発事故は、皮肉にも停電などで外部からの電力の供給がストップした際に
いかに原子炉を安定して運転させるかを確かめる安全試験の最中に起きた】

原発事故を防ぎたいなら、原発を動かさないのが一番。
人工的な原発事故と言えど、制御不能に陥ったなら?
想定外が起きないと、誰が保証できるというのか?

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 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
原子炉安全性研究炉(NSRR)の運転再開について(お知らせ)
【今後、NSRRでは、原子炉の事故時に燃料がどのような挙動をするのかを調べる実験、東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所事故のような事故の際に燃料に生じる変化等を把握するための実験、NSRR運転実習による人材育成等を通して、原子力の更なる安全性向上に貢献していく所存です。

なお、利用運転は本年9月まで行い、その後、耐震Cクラス施設の耐震補強工事※を実施します。

原子力機構が所有する研究用原子炉において、NSRRは新規制基準施行後、はじめて運転再開する施設です。設置変更許可申請をしているその他の研究用原子炉についても、立地地域の皆様のご理解を賜りながら1日も早い運転再開を目指してまいります。

※ 耐震Cクラス施設の耐震補強工事は、経過措置期間(設置変更許可を受けてから2年間)が設けられています。】一部抜粋



 NHK茨城ニュースWEBより
原発事故想定の研究炉 運転再開
【原子力発電所の事故を想定した実験を行うための、東海村にある全国で唯一の研究用の原子炉が国の新しい規制基準に合格し、日本原子力研究開発機構の研究炉として初めて、運転を再開しました。

運転を再開したのは、「NSRR」と呼ばれる原子力発電所の事故を想定した実験を行う、全国で唯一の研究用の原子炉です。
原子炉内の核燃料が制御不能に陥った状態を人工的に作りだし、燃料がどのように破損するのか検証し、福島第一原発の事故の当時の詳しい状況の解明や、今後再稼働する原発の安全性の向上に役立つことが期待されています。
日本原子力研究開発機構では平成27年に国の新しい規制基準の審査を申請し、ことし1月に合格したことで、原子力機構が所有する研究炉として初めて、28日から運転を再開しました。
28日は報道陣向けに原子炉と制御室が公開され、午後2時半すぎから最初の実験が始まり、職員のカウントダウンとともに核分裂反応を抑える制御棒が外され、放出された放射線によってプールの中の燃料の周辺が青白く光っていました。
原子力機構原子力科学研究所の湊和生所長は「私達の研究・開発はここからがスタートです。原子力への目は依然厳しいですが、安全性の向上や産業の発展に貢献していきたい」と話していました。】