あと数%投票率が高ければ・・結果はどうなっていたか?
一票の価値を実感させる微差での決着。

それにしても、4割を超える有権者が、せっかくの投票権を放棄するのは何故なのでしょう?

当選された花角候補の得票54万6670票を、
24万票も上回る79万7237票が棄権票という異常事態。


得票率3割以下で当選・・
国政選挙でも、3割以下の得票で 与党が議席の大半を占拠。
2017年総選挙=野党協力でも死に票の山:棄権層の一票で、民意は反映されるのだが・・

そろそろ、民意を汲み取れない選挙制度を、見直す時期では?

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 新潟日報より
新潟県知事選、花角氏が競り勝つ 池田氏と3万7千票差
【米山隆一前知事の辞職に伴う第21回知事選は10日、投開票され、無所属新人で自民、公明両党が支持する元副知事で前海上保安庁次長の花角英世氏(60)が、無所属新人で立憲民主、国民民主、共産など野党5党が推薦する前県議の池田千賀子氏(57)に、約3万7千票差で競り勝ち、初当選した。

 与野党対決となった今知事選。花角氏は自民、公明両党のほか、大半の市町村長や各種業界団体などから幅広い支持を受け、分厚い組織戦を展開。保守層を徹底して固めた上で、無党派層や東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に批判的な層にも一定程度浸透した。

 花角氏は原発について「県民の納得が得られない限り、再稼働はしない」と主張。経済活性化や交通網の強化、観光振興などをアピールした。

 野党系知事の辞職で県政が揺らぐ中、官僚として培った行政手腕や国とのパイプに期待が集まった格好。花角氏は10日夜、新潟市中央区のホテルで支持者らと万歳し、「ふるさと新潟を元気な、暮らしやすい新潟にすることを、あらためてみなさんにお約束したい」と決意を述べた。

 池田氏は立民、国民、共産、自由、社民の野党5党と連合新潟が推薦し、知事選では初となる「オール野党共闘態勢」を敷いた。原発再稼働への否定的な姿勢を強調、安倍政権を批判して無党派層の取り込みを図ったが、及ばなかった。

 無所属新人で前五泉市議の安中聡氏(40)は浸透しなかった。

 投票率は58・25%で、前回2016年よりも5・20ポイント上昇した。


 ◇県知事選開票結果(選管最終)
当546、670 花角 英世60 前海上保安庁次長 無新(1)
 509、568 池田千賀子57 前県議 無新
 (立民、国民、共産、自由、社民推薦)
  45、628 安中  聡40 前五泉市議 無新

当日有権者数 190万9379▽投票者数 111万2142▽投票率 58・25%▽無効 1万246▽持ち帰り 23▽不在者投票不受理 7】