普天間第二小学校では、米軍機が接近するたび 戦時中さながら空襲警報が・・

 時事通信より
避難500回、授業中断=米ヘリ窓落下の小学校―沖縄

【沖縄県宜野湾市で、米軍普天間飛行場(同市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターの窓が市立普天間第二小学校に落下した事故から、今月13日で半年になる。

 同小は2月から校庭の使用を再開したが、米軍機が接近するたび児童が校舎に避難する日々が続く。授業の中断などを伴う避難は、4カ月で500回近くに上る。

 昨年12月、普天間飛行場に隣接する同小の校庭に、飛行中の米海兵隊ヘリから重さ7.7キロの窓が落ちた。学校は安全確保のため約2カ月間、校庭の使用を中止。米軍は「最大限、学校上空を飛ばない」としたが、事故後も上空の飛行が2回確認されている。

 防衛省沖縄防衛局は1月、学校側の要請で校舎屋上などに監視カメラ4台と監視員5人を配置。米軍機が接近すると、監視員が拡声器で避難を呼び掛けている。校庭には今後、避難用施設も設置する。】