巨大津波が襲来するとの試算結果が出る前から「対策を始める必要があると思っていた」
「震災前に津波を試算していたので、自分としては事故は想定外とは言い難い」
「津波15メートル試算」を無視、何の対策も採らず大事故を起こし、
それでも「想定外」と うそぶく旧経営陣に、東電元社員は何を想うのだろうか。
テレ朝ニュースより
原発裁判 東電元社員が旧経営陣の「時間稼ぎ」証言

【福島第一原発事故を巡って強制起訴された東京電力の旧経営陣の裁判で、震災前に津波対策を進めなかった経営陣の対応について東電の元社員が「時間稼ぎと言える」と証言しました。
東電の元会長・勝俣恒久被告(78)、元副社長・武藤栄被告(67)ら3人は、第一原発が津波で浸水し、爆発する可能性を予見できたのに対策を怠り、死傷者を出した罪に問われています。裁判では、震災の3年前に津波の規模などを試算していた部署のトップだった元社員が出廷し、当時、武藤被告らの指示で対策が進まなかった状況を「時間稼ぎと言える」と証言しました。武藤被告は想定される津波の高さが最大で15.7メートルになると報告を受けると、外部に研究を依頼するよう指示し、対策を先送りしていました。元社員は「震災前に津波を試算していたので、自分としては事故は想定外とは言い難い」と話しました。】
西日本新聞より
津波15メートル試算「驚いた」 元東電社員、公判で証言
【福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の旧経営陣3人の第8回公判が24日、東京地裁(永渕健一裁判長)で開かれた。東電で津波の試算を担当する部署の責任者だった元社員は、最大15・7メートルの津波が原発の敷地を襲うとの試算結果を知った際に「考えていたより高く『え、そんなに』と驚いた」と証言。検察官役の指定弁護士の尋問に答えた。
元社員は試算結果が2008年3月に出る直前に「8メートル程度だと思っていた」と説明。当時の上司、吉田昌郎元福島第1原発所長(故人)に報告すると「なんでそんなに高くなるのか」と驚いた様子だったと振り返った。】
産経ニュースより
元東電社員証言「津波対策始める必要あると思っていた」東電強制起訴公判、東京地裁
【福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の旧経営陣3人の第8回公判が24日、東京地裁(永渕健一裁判長)で開かれ、東電で津波の試算を担当する部署の責任者だった元社員が、巨大津波が襲来するとの試算結果が出る前から「対策を始める必要があると思っていた」と証言した。検察官役の指定弁護士の尋問に答えた。
元社員は東電の地震対策センターで土木調査グループのマネジャーを務め、これまでに計3回の公判で証言した社員の元上司。2人は2008年6月、最大15・7メートルの津波が福島第1原発を襲うとの試算結果を被告の武藤栄元副社長(67)に報告していた。
起訴状では、旧経営陣3人は大津波を予測できたのに、対策を怠って東日本大震災による原発事故を招き、長時間の避難を余儀なくされた近隣病院の入院患者44人を死亡させたとしている。】
「震災前に津波を試算していたので、自分としては事故は想定外とは言い難い」
「津波15メートル試算」を無視、何の対策も採らず大事故を起こし、
それでも「想定外」と うそぶく旧経営陣に、東電元社員は何を想うのだろうか。
テレ朝ニュースより
原発裁判 東電元社員が旧経営陣の「時間稼ぎ」証言

【福島第一原発事故を巡って強制起訴された東京電力の旧経営陣の裁判で、震災前に津波対策を進めなかった経営陣の対応について東電の元社員が「時間稼ぎと言える」と証言しました。
東電の元会長・勝俣恒久被告(78)、元副社長・武藤栄被告(67)ら3人は、第一原発が津波で浸水し、爆発する可能性を予見できたのに対策を怠り、死傷者を出した罪に問われています。裁判では、震災の3年前に津波の規模などを試算していた部署のトップだった元社員が出廷し、当時、武藤被告らの指示で対策が進まなかった状況を「時間稼ぎと言える」と証言しました。武藤被告は想定される津波の高さが最大で15.7メートルになると報告を受けると、外部に研究を依頼するよう指示し、対策を先送りしていました。元社員は「震災前に津波を試算していたので、自分としては事故は想定外とは言い難い」と話しました。】
西日本新聞より
津波15メートル試算「驚いた」 元東電社員、公判で証言
【福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の旧経営陣3人の第8回公判が24日、東京地裁(永渕健一裁判長)で開かれた。東電で津波の試算を担当する部署の責任者だった元社員は、最大15・7メートルの津波が原発の敷地を襲うとの試算結果を知った際に「考えていたより高く『え、そんなに』と驚いた」と証言。検察官役の指定弁護士の尋問に答えた。
元社員は試算結果が2008年3月に出る直前に「8メートル程度だと思っていた」と説明。当時の上司、吉田昌郎元福島第1原発所長(故人)に報告すると「なんでそんなに高くなるのか」と驚いた様子だったと振り返った。】
産経ニュースより
元東電社員証言「津波対策始める必要あると思っていた」東電強制起訴公判、東京地裁
【福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の旧経営陣3人の第8回公判が24日、東京地裁(永渕健一裁判長)で開かれ、東電で津波の試算を担当する部署の責任者だった元社員が、巨大津波が襲来するとの試算結果が出る前から「対策を始める必要があると思っていた」と証言した。検察官役の指定弁護士の尋問に答えた。
元社員は東電の地震対策センターで土木調査グループのマネジャーを務め、これまでに計3回の公判で証言した社員の元上司。2人は2008年6月、最大15・7メートルの津波が福島第1原発を襲うとの試算結果を被告の武藤栄元副社長(67)に報告していた。
起訴状では、旧経営陣3人は大津波を予測できたのに、対策を怠って東日本大震災による原発事故を招き、長時間の避難を余儀なくされた近隣病院の入院患者44人を死亡させたとしている。】