沖縄の民意を顧みず、辺野古移設の工事を強行する本土政府。

安倍総理は『これからも、「できることはすべて行う」。沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしてまいります。』と言うが・・

何時もながら、心にもない総理の軽い言葉。
沖縄を捨石にした、大日本帝国を理想とする安倍総理に、沖縄県民の気持ちなど理解できる筈もないが・・

沖縄「慰霊の日」、翁長知事の平和宣言全文

沖縄「慰霊の日」、安倍首相あいさつ全文

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 朝日新聞より
沖縄知事、平和宣言で政府批判「民意顧みず」 慰霊の日
【沖縄は23日、「慰霊の日」を迎え、糸満市の平和祈念公園では、すべての戦没者のための追悼式があった。翁長雄志(おなが・たけし)知事は平和宣言で、恒久平和の実現に向けた決意を述べるとともに、沖縄になお基地が集中する現状にふれ「国民一人一人に真摯(しんし)に考えていただきたい」と訴えた。

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 今年の慰霊の日は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設計画で政府が辺野古での埋め立て工事に着手してから、初めて迎えた。

 翁長氏は平和宣言の中で、移設工事について「民意を顧みず強行している」と強く批判。昨年12月に名護市沿岸でオスプレイが大破した事故や、日米合意に反して続く嘉手納基地でのパラシュート降下訓練など「辺野古」以外の米軍基地問題も挙げ「沖縄の現状、日米安全保障体制のあり方について国民が当事者であるとの認識を深め、考えていただきたい」と述べた。

 安倍晋三首相は、昨年12月の米軍北部訓練場の過半約4千ヘクタールが返還されたことに言及し「本土復帰後最大の基地返還が実現した。これからも沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」と強調した。辺野古問題にはこれまで同様ふれなかった。

 翁長氏の平和宣言には例年以上に基地問題が盛り込まれた。翁長氏は式典後「(外来機が)毎日のように来るなどしているのに、政府から『負担軽減が進んでいる』などと言われたら、県民はやるせない。実態はこうですよと、本土の方々に知ってもらわなくてはならない」と理由を語った。

1945年、米軍は3月に慶良間(けらま)諸島、4月に沖縄本島に上陸。激しい地上戦で双方で約20万人が犠牲になり、県民の4人に1人が亡くなったと言われる。】