原子力機構は当初 「作業員の鼻から24ベクレル検出」と発表、その後 作業員の肺から2万2千ベクレルのプルトニウムを検出、軽微な事故?は一転『国内最悪の内部被ばく事故』に。
 鼻腔内に汚染確認「健康には影響ない」 作業員被曝

翌日、「肺から2万2千ベクレル」が「体内へ総量36万ベクレル」と、事態はさらに悪化。

「コメントするのも嫌」と、再三苦言を呈してきた規制委。
反省できない原子力機構は、廃止するしかないだろう。

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 毎日新聞より
被ばく 体内に総量36万ベクレルか 原子力機構事故
【日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で放射性物質が飛散して作業員5人が被ばくした事故で、肺から2万2000ベクレルのプルトニウム239が検出された50代の男性職員について、

同機構が男性の体内に取り込まれた放射性物質の総量を36万ベクレルと推定していることが8日、分かった。同機構などはさらに詳細な被ばく状況を調べている。

ことば「ベクレル」「シーベルト」

 「ベクレル」は、放射性物質が放射線を出す能力(放射能)の大きさを表す単位。放射線は種類などによって人体への影響が異なるため、人体への影響の度合いを換算した単位「シーベルト」がある。国の基準では、放射性物質を取り扱う作業員の被ばく線量限度を、1年間で0.05シーベルトもしくは5年間で0.1シーベルトと定めている。今回の被ばく事故では、50代の男性の肺から2万2000ベクレルのプルトニウム239を検出。放射性物質の総量と推定される36万ベクレルを換算すると、1年間で1.2シーベルト、50年間では12シーベルトの内部被ばくが見込まれるという。】一部抜粋

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