東電は、出来損ないの自称〝ハイテクロボット〟を正式に断念。
想定外?〝ローテク伸縮パイプ〟の完勝は、まるで『ウサギと亀』の寓話のよう。
2号機調査:東芝製ハイテク・サソリ型ロボット立ち往生。ローテク伸縮パイプに完敗

ローテク伸縮パイプを、先行調査より少しだけ伸ばし、格納容器中央へ・・
後はカメラをデブリ頭上まで垂らすだけ。 たったそれだけで撮影可能なのだが・・

しかし 懲りない原子力ムラは・・3号機のデブリ探査に、ハイテク?〝潜水ロボット〟を投入予定。
福島第一原発3号機 夏にもロボットで内部調査へ
【潜水艦のように水中を移動する全長およそ30センチのロボットが使われ、前後に取り付けられたカメラでデブリがあると見られる水深6メートルほどの格納容器の底などを撮影する計画です。】

 出来損ないの〝自称ハイテクロボット〟より、
被ばくする作業員の身代わりになるロボットが必要なのだが・・
〝燃料デブリ〟調査:本当に必要なのは・・子供騙しのローテクロボットより作業員の身代わり

2

 産経ニュースより
福島第1原発2号機をカメラで再調査へ 自走式ロボ断念
【東京電力は22日、原子力規制委員会の福島第1原発の廃炉作業に関する検討会で、本年度中にも2号機格納容器に、カメラ付きパイプを挿入して内部を再調査する方針を示した。今年1月の前回調査に比べ、パイプをのばす改良を加えて、事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)があるとみられる格納容器の底部を詳しく観察したい考え。

 東電は今年2月、2号機の原子炉圧力容器直下にサソリ型自走式ロボットの投入を試みたが、圧力容器の真下に向かう機材搬入用レールの途中で堆積物のため立ち往生した。この日の検討会で、東電は自走式ロボットによる再調査の断念を表明。ロボット調査の前段として行ったパイプによる調査を代替策として再実施することにした。

 1月の調査では長さ約10・5メートルのパイプを使用し、圧力容器の下方付近で格納容器内部を撮影。事故のメルトダウン(炉心溶融)に伴って、作業用足場にこびりついた付着物や足場の一部が脱落した様子をとらえた。再調査ではカメラを圧力容器真下まで近づけたい考え。

 廃炉作業の最難関となる1~3号機のデブリ取り出しを巡り、政府と東電は今夏に大まかな手順などを絞り込む方針。】