原発は儲からない、もはや事業として成り立たないことを、断末魔の東芝が証明している。
※ 原子力ムラ 進退窮まれり? 連携も検討=不採算で継続困難-日立社長

昨年末、唐突に「東芝 数千億円規模の損失計上へ」の報道、 
それが年初には最大5千億円の想定、そして今日、最近の円安で?最大7000億円の想定に。

ドル円相場は昨年末と大差ない水準、最近の円安で?との言い訳は通じない。
尤も、11月時点で最大5千億円と想定したなら、2000億円の積み増しも頷けるが・・

2000億円の積み増しの真因は、渦中の子会社が手掛ける「サウス・テキサス・プロジェクト」完成までの費用の更なる増加。
※ 東芝原発リスク更に拡大=CB&I係争プロジェクト撤退、子会社買取で・・

損失額は、数千億円規模が最大5千億円、最大7000億円・・最終的には一兆円を超えるのでは?

 これまでのように東芝が問題を小出しにし、もし「最終的に一兆円超の損失が判明」?となれば、銀行も政府も 東芝を見放すしかないのでは?

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 共同通信・47ニュースより
東芝、損失最大7千億円の可能性 政策投資銀に支援要請
【東芝が米国の原発建設で計上する損失額が、最大で7千億円規模に膨らむ可能性があることが19日、分かった。日本政策投資銀行に支援を要請したことも判明。負債が資産を上回る債務超過が現実味を増してきており、資本増強に向けて本格的に動きだした。事業や保有資産の売却による資金確保も急ぐ。

 東芝は昨年末の段階で損失を最大5千億円と想定していたが、米国事業は外貨建てのため、最近の円安で損失額が増えたもようだ。原発完成までの費用もかなり増えるとみられる。

 東芝は17年3月期に純損益の黒字を見込んでいるが、損失が膨らみ大幅な赤字に陥り、財務が危機的な状況になる恐れがある。】

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 DAIMOND ONLINEより
東芝株が大幅安、原発関連損失が最大7000億円規模との報道で
【[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で19日、東芝<6502.T>株価が一時前日比で18%下落する大幅安の展開に。共同通信は19日、東芝が米国の原発建設で計上する損失が最大で7000億円規模に膨らむ可能性があることが分かった、と報じた。

財務基盤に対する懸念を強める形となり、同社株は一段安となっている。】