泉田知事降ろしに一役買った?新潟日報が、新潟知事選で許されざる虚報?
日本経済新聞さえ、原発の不安解消になお努力を と、自公の無定見な原発推進姿勢を糾しているのに・・
新潟日報より
「原発廃炉」の主張も実らず 新潟市長、知事選で森氏支援
【 無所属新人で医師の米山隆一氏が初当選した16日の県知事選。新潟市の篠田昭市長は、落選した前長岡市長の森民夫氏を全面支援したものの、森氏の得票は新潟市内8区すべてで米山氏に及ばなかった。街頭演説などで篠田市長は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題に絡め、泉田裕彦知事の姿勢を批判しつつ「安全な廃炉」を打ち出すなど踏み込んだ主張を展開。新幹線の空港乗り入れなどの拠点化、県庁改革の争点化も狙ったが、不発に終わった。
「森さんが国としっかり交渉して1年でも早い、1基でも多い廃炉、これを工程表にしていく。県民の声をまとめ、国に伝えていきます」。投開票前日の15日午後、新潟市中央区の古町十字路で篠田市長はマイクを手に声を張り上げた。
県市長会は9月16日、森氏の推薦を全会一致で決定。会長代理として県市長会を率いる立場となった篠田市長は「単なる推薦を超えて、一体となって推進していく形にしたい」と意気込んでいた。
告示日の同29日から約1週間、韓国とフランスに出張したが、帰国後は精力的に森氏支援で動いた。13日夜に新潟テルサで行われた総決起大会には、富山県であった北信越市長会総会から日帰りで戻り、急きょ応援演説に駆けつけた。
原発の再稼働問題を巡っては、市議会9月定例会の一般質問に対し、「東京電力が原発に関わることは、現時点で県民の理解は得難い」「安全に廃炉できる体制をつくることが重要だ」と言及していた。
街頭でも、米山氏が「泉田知事の路線継承」とアピールするのを意識し、「相手候補の言うとおり、原発を(議論せず)そのままにしておけばどうなるか。原発は稼働していなくても危ない」と主張。米山陣営が事実上の「原発ワンイシュー(単一争点)」選挙を展開するのに対抗して訴えを強めたが、森氏への支持拡大には思うようにつながらなかった。
県が主導する日本海横断航路計画の中古船購入トラブルも挙げ、「総無責任体制の中で(対応を)1年間放置し、このような形になってしまった」と泉田知事や県庁組織を批判。拠点化に関しても、森氏が街頭などで「新潟市を県のトップランナーに」と配慮をみせたものの、浸透しなかった。
篠田市長が支援した森氏が落選したことについて、市幹部は「米山氏は、原発以外の訴えは具体性に乏しい。市とどういう関係を構築していくか、しばらく様子をみるしかない」と語った。】
日本経済新聞さえ、原発の不安解消になお努力を と、自公の無定見な原発推進姿勢を糾しているのに・・
新潟日報より
「原発廃炉」の主張も実らず 新潟市長、知事選で森氏支援
【 無所属新人で医師の米山隆一氏が初当選した16日の県知事選。新潟市の篠田昭市長は、落選した前長岡市長の森民夫氏を全面支援したものの、森氏の得票は新潟市内8区すべてで米山氏に及ばなかった。街頭演説などで篠田市長は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題に絡め、泉田裕彦知事の姿勢を批判しつつ「安全な廃炉」を打ち出すなど踏み込んだ主張を展開。新幹線の空港乗り入れなどの拠点化、県庁改革の争点化も狙ったが、不発に終わった。
「森さんが国としっかり交渉して1年でも早い、1基でも多い廃炉、これを工程表にしていく。県民の声をまとめ、国に伝えていきます」。投開票前日の15日午後、新潟市中央区の古町十字路で篠田市長はマイクを手に声を張り上げた。
県市長会は9月16日、森氏の推薦を全会一致で決定。会長代理として県市長会を率いる立場となった篠田市長は「単なる推薦を超えて、一体となって推進していく形にしたい」と意気込んでいた。
告示日の同29日から約1週間、韓国とフランスに出張したが、帰国後は精力的に森氏支援で動いた。13日夜に新潟テルサで行われた総決起大会には、富山県であった北信越市長会総会から日帰りで戻り、急きょ応援演説に駆けつけた。
原発の再稼働問題を巡っては、市議会9月定例会の一般質問に対し、「東京電力が原発に関わることは、現時点で県民の理解は得難い」「安全に廃炉できる体制をつくることが重要だ」と言及していた。
街頭でも、米山氏が「泉田知事の路線継承」とアピールするのを意識し、「相手候補の言うとおり、原発を(議論せず)そのままにしておけばどうなるか。原発は稼働していなくても危ない」と主張。米山陣営が事実上の「原発ワンイシュー(単一争点)」選挙を展開するのに対抗して訴えを強めたが、森氏への支持拡大には思うようにつながらなかった。
県が主導する日本海横断航路計画の中古船購入トラブルも挙げ、「総無責任体制の中で(対応を)1年間放置し、このような形になってしまった」と泉田知事や県庁組織を批判。拠点化に関しても、森氏が街頭などで「新潟市を県のトップランナーに」と配慮をみせたものの、浸透しなかった。
篠田市長が支援した森氏が落選したことについて、市幹部は「米山氏は、原発以外の訴えは具体性に乏しい。市とどういう関係を構築していくか、しばらく様子をみるしかない」と語った。】