漏れるのが判っている欠陥タンクに、59万ベクレルの高濃度汚染水を保管??
東京電力の安全意識の低さを象徴した事象(事故)だが・・
※「堰内水位20~30cm程度あり。(雨水)」?雨水で薄まって59万ベクレル?

後に「レベル3」と再評価された高濃度汚染水漏れ事故を起こし、
その2年後にも再犯?を犯した欠陥タンクを、未だに使用、再々犯を犯すとは!?
福島原発:三百トンの汚染水漏れ、ボルト緩みツギハギ底板から?
福島原発:貯蔵タンクからの汚染水漏れ「レベル3」再評価へ
懲りない東電:レベル3事故・欠陥タンク使用で、再び汚染水漏れ
【今回の漏洩では放射性物質の放出量は約24兆ベクレルと見積もられている。
IAEAの尺度に照らして、8段階のうち上から5番目の「レベル3」に当たると評価した。】
 
止水処置も、東電らしく?なんとも乱雑。
応急処置とはいえ、子供のいたずらじゃあるまいし、こんな雑な処置しかできないのか?

東電参考資料・Eタンクエリア D-5タンク西側上部フランジ部からの水滴下について
【○時系列
10/6 12:15 EエリアD5タンク西側上部フランジ部より水の滴下を発見
5~6滴/1秒。堰内水位20~30cm程度あり。(雨水)
12:17 水処理当直員が遠隔CCR室にて当該タンクの水位を確認、至近の
ALPS処理水移送停止後の水位、92.7%に変化がないことを確認。
12:31 当該タンクエリアの堰内雨水の移送停止。
13:09 当該部からの漏えい水が堰内に落ちないよう養生開始。
13:40 漏えい箇所養生完了。(仮設受タンクへ受入開始)
13:40 移送先準備のため、B6、B7、B8のタンク連結弁「全閉」確認。】
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 NHKニュースWEBより
福島第一原発 高濃度の汚染水が保管タンクから漏れる
【東京電力福島第一原子力発電所で、6日、高い濃度の放射性物質を含む汚染水が、鉄板をボルトで継ぎ合わせたタイプのタンクから、周辺に設けられたせき内に漏れているのが見つかり、東京電力は鉄板の継ぎ目から漏れたと見て、止める措置をとっています。

6日正午すぎ、福島第一原発で汚染水を保管している1基のタンクの側面から水が滴り落ちているのを、パトロール中の作業員が見つけました。
東京電力が分析したところ、ベータ線という放射線を出す放射性物質が1リットル当たり59万ベクレルと高い濃度で検出されました。
東京電力によりますと、漏れた量は推定で32リットルで、タンク周辺に設けたせきに雨水と混ざった状態でたまっているということです。

このタンクは鉄板をボルトで継ぎ合わせたフランジ型と呼ばれるタイプで、これまでにも継ぎ目の材料の劣化による汚染水漏れが起きていることから、東京電力は今回も同じように継ぎ目から漏れたと見て調べるとともに、汚染水を別のタンクに移して漏れた場所より水位を下げるなど、漏えいを止める措置をとっています。

フランジ型のタンクについて、東京電力は、汚染水漏れを防ぐため、継ぎ目を溶接したタイプのタンクへの置き換えを進めていますが、増え続ける汚染水に対応するため、この夏からはフランジ型のタンクを、いったん処理したあとの水をためるのに当面再利用する方針にしていました。】