この国は一国二制度?
富山市議が白紙・虚偽領収書での架空請求で辞職されるのは当然だが、
中央政界には、白紙領収書が咎められない、現職閣僚を守る特別ルールが??

富山市市議の政務活動費不正受給問題が大きな騒動になり連日テレビで報道されている

同じ手口とみられる稲田朋美防衛相の白紙領収書をめぐる不正疑惑は報道されていない

「内閣の閣僚の不正を取り上げようとしても絶対に上に潰される」とテレビ関係者はいう
稲田朋美防衛相に白紙領収書をめぐる巨額不正疑惑、マスコミは一切取り上げず

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 Yahoo!ニュース・朝日新聞より
富山市議会不正、10年前から横行か 「税金感覚マヒ」
【富山市議会の政務活動費(旧政務調査費)の不正問題で、2000年代に引退した自民会派の元市議が朝日新聞の取材に対し、約10年前の不正取得を認め、「税金であるという感覚がまひし、使い切るためにやってしまった」と語った。同市議会では当時から、すでに不正が横行していたことがうかがえる。

 同市議会で最初に不正を認め辞職した元議長で前会派会長の中川勇氏(69)も朝日新聞の取材に対し、04年ごろに知人の元市議(故人)から白紙領収書に金額を書き込み不正請求する手口を教わったと証言。自身は11年から不正を始めたと話している。

 現在政活費は1人あたり年180万円が会派を通じて支払われ、余れば市に返還する必要があるが、多くの会派で「使い切り」がほぼ常態化していた。

 新たに証言した元市議は00年代に引退した。元市議は「残すのはもったいないと思ってしまった。税金なのに自分のものという思いがあった」と語った。余りそうな場合は約1万円の世界地図と日本地図のセットなどを買ったが、「いま思えば無駄なことに使っていた。使い切ろうという感覚は市議の多くに共通していたと思う」と振り返った。】

 産経新聞より
ついに市議会議長が議員辞職へ 不正受給発覚後、9人目 議員報酬値上げの「首謀者」
【富山市議会の政務活動費問題で、市田龍一議長(61)=自民=が架空領収書を使って政活費を不正受給していたことが19日、議会関係者の話で分かった。議員辞職の意向を固め、20日午前に辞職願を提出する。

 一連の問題で辞職するか辞意表明した富山市議は9人目で、議会トップの退陣に発展した。

 関係者によると、市田氏は同市のオフィス用品店に架空の領収書などを発行させ、政活費を不正に受け取っていたという。

 市田氏は3月に議長に選出された。6月に議員報酬を月額60万円から70万円に引き上げる条例を自民などの賛成多数で可決し、議会内外から批判が出ていた。】

 日刊ゲンダイより
稲田防衛相 “同じ筆跡の領収書”が260枚、520万円分のア然

1【安倍首相の後継候補として名前が挙がる稲田朋美防衛相(57)。政治資金の使途に大問題が発覚している。

「しんぶん赤旗日曜版」(8月14日号)の報道によると、稲田大臣が代表を務める資金管理団体「ともみ組」の収支報告書(2012~14年分)に添付された領収書のうち、政治資金パーティーに「会費」として支出した計260枚、約520万円分の領収書の「宛名」「金額」が同じ筆跡なのだ。稲田事務所の職員が、白紙の領収書に手書きで記していたのだという。

 日刊ゲンダイも領収書を入手し精査したところ、同じ筆跡で記された領収書がぞろぞろ出てきた。12年10月11日付の領収書には、丸川珠代五輪相が主催する政治資金パーティーに、13年12月19日付の領収書には高市早苗総務相のパーティー、14年10月2日付の領収書には加藤勝信1億相のパーティーにそれぞれ「¥20000」支出したことが記されている。筆跡は素人目に見ても同じ。特に、宛名に記された「ともみ組」の「と」の字、金額欄に記された「¥」マークは、どれも同じ人物が書いたものとしか見えない。】一部抜粋