1号機では殆どの燃料が、圧力容器を突き破り、さらに下まで落ちたと見られるのに対して、
2号機ではほぼ全量が圧力容器の底に残っている??
解析前の「ミューオン」原画には、原子炉の下にも大きな物質が写っているが、
つくばの研究施設で解析したのは圧力容器のみ。
「ミューオン」解析後の透視図は、本当に信頼できるものなのか?真実を知りたい。
もし信頼できるのなら、1号機の圧力容器・格納容器を突き破った核燃料の位置も、
照射角を調整すれば“透視”出来る?1号機でも原子炉より下の部分が写っていた筈だが・・
※ 透視調査で「原子炉に核燃料なし」 福島第一原発:専門家「原子炉突き抜けたか」
日テレニュース24より
燃料見えた!原発2号機内部を“透視”
【福島第一原発の2号機について、溶け落ちた核燃料がどこにたまっているのかが初めて明らかになった。調査には“レントゲン”のように原子炉を透視する技術が使われた。
■圧力容器の底に“見えたもの”
中央付近の核燃料は、溶け落ちているが、外側では最大で全体の約3分の1の核燃料が溶け落ちずに残っていると見られることがわかった。その量は推定約50トン。また、核燃料や周辺の金属からできた推定160トンの燃料デブリが圧力容器の底にたまっていることが分かった。そこには溶けないまま崩落した燃料棒もあると見られている。合わせて210トンになるが、事故前ここにあった構造物の重さとほぼ一致している。
1号機はほとんどの燃料が、圧力容器を突き破り、さらに下まで、落ちたと見られるのに対して、2号機ではそのほとんどが圧力容器の底にたまっていることが初めてわかった。
東京電力では「燃料デブリ取り出し方針を決めるうえで貴重な情報であり、廃炉計画に向けて大きく前進した」と話している。】一部抜粋
NHKニュースWEBより
福島第一原発 2号機の底に核燃料の大部分が残留か
【福島第一原発の事故で溶け落ちた核燃料を取り出すには、その位置を把握することが重要ですが、放射線量が高く人が近づけないため、東京電力と高エネルギー加速器研究機構などはさまざまな物質を通り抜ける性質がある「ミューオン」と呼ばれる素粒子を使って、原子炉の内部をレントゲン写真のように透視する調査を行ってきました。
このうち28日公表された2号機の調査結果の画像には、原子炉の底に大きな黒い影が映っていました。
素粒子を使った調査ではウランのような重い金属があると黒い影が映し出されるため、東京電力は溶け落ちて炉内の構造物と混ざり合った核燃料の大部分が原子炉の底にたまっていて、その量は160トンに及ぶとみています。核燃料の一部は本来の位置の原子炉の中心部付近にもとどまっているとみられるということです。
中 略
もう一つは、福島第一原発の事故の検証です。2号機は事故から3日間、非常用の冷却装置が機能していましたが、機能が失われた3月14日に危機的な状況に陥りました。
このため、原子炉の核燃料を冷やそうと消防車を使って外から水を入れる「消防注水」が行われましたが、今回の調査結果はある程度の冷却ができていたことを示しています。
その一方で、2号機からは3基のなかでも大量の放射性物質が放出されたとみられています。冷却が比較的長く続けられたのに、なぜ大量放出に至ったのか、この謎の解明に今回の調査結果がどのような意味を持つのか、今後の分析が注目されます。】一部抜粋
2号機ではほぼ全量が圧力容器の底に残っている??
解析前の「ミューオン」原画には、原子炉の下にも大きな物質が写っているが、
つくばの研究施設で解析したのは圧力容器のみ。
「ミューオン」解析後の透視図は、本当に信頼できるものなのか?真実を知りたい。
もし信頼できるのなら、1号機の圧力容器・格納容器を突き破った核燃料の位置も、
照射角を調整すれば“透視”出来る?1号機でも原子炉より下の部分が写っていた筈だが・・
※ 透視調査で「原子炉に核燃料なし」 福島第一原発:専門家「原子炉突き抜けたか」
日テレニュース24より
燃料見えた!原発2号機内部を“透視”
【福島第一原発の2号機について、溶け落ちた核燃料がどこにたまっているのかが初めて明らかになった。調査には“レントゲン”のように原子炉を透視する技術が使われた。
■圧力容器の底に“見えたもの”
中央付近の核燃料は、溶け落ちているが、外側では最大で全体の約3分の1の核燃料が溶け落ちずに残っていると見られることがわかった。その量は推定約50トン。また、核燃料や周辺の金属からできた推定160トンの燃料デブリが圧力容器の底にたまっていることが分かった。そこには溶けないまま崩落した燃料棒もあると見られている。合わせて210トンになるが、事故前ここにあった構造物の重さとほぼ一致している。
1号機はほとんどの燃料が、圧力容器を突き破り、さらに下まで、落ちたと見られるのに対して、2号機ではそのほとんどが圧力容器の底にたまっていることが初めてわかった。
東京電力では「燃料デブリ取り出し方針を決めるうえで貴重な情報であり、廃炉計画に向けて大きく前進した」と話している。】一部抜粋
NHKニュースWEBより
福島第一原発 2号機の底に核燃料の大部分が残留か
【福島第一原発の事故で溶け落ちた核燃料を取り出すには、その位置を把握することが重要ですが、放射線量が高く人が近づけないため、東京電力と高エネルギー加速器研究機構などはさまざまな物質を通り抜ける性質がある「ミューオン」と呼ばれる素粒子を使って、原子炉の内部をレントゲン写真のように透視する調査を行ってきました。
このうち28日公表された2号機の調査結果の画像には、原子炉の底に大きな黒い影が映っていました。
素粒子を使った調査ではウランのような重い金属があると黒い影が映し出されるため、東京電力は溶け落ちて炉内の構造物と混ざり合った核燃料の大部分が原子炉の底にたまっていて、その量は160トンに及ぶとみています。核燃料の一部は本来の位置の原子炉の中心部付近にもとどまっているとみられるということです。
中 略
もう一つは、福島第一原発の事故の検証です。2号機は事故から3日間、非常用の冷却装置が機能していましたが、機能が失われた3月14日に危機的な状況に陥りました。
このため、原子炉の核燃料を冷やそうと消防車を使って外から水を入れる「消防注水」が行われましたが、今回の調査結果はある程度の冷却ができていたことを示しています。
その一方で、2号機からは3基のなかでも大量の放射性物質が放出されたとみられています。冷却が比較的長く続けられたのに、なぜ大量放出に至ったのか、この謎の解明に今回の調査結果がどのような意味を持つのか、今後の分析が注目されます。】一部抜粋