「パーソナルナンバー」を盗まれ、自分が自分であることさえ証明できない・・
※ マイナンバー 漏れたときはどうなるか? もし乗っ取られたなら??

監視大国・アメリカに遅れること21年、 
20世紀末にハリウッドで製作された〝ザ・インターネット (1995)〟の21世紀日本版か?

 Yahoo!映画ヨリ
 ザ・インターネット (1995)
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 T-SITEより
藤原竜也、壮絶人生更新「そして、誰もいなくなった」
【マイナンバー、どうしていますか。

日本の国民、ひとりひとりに与えられる個別の12桁の番号。税や年金、雇用保険などの行政手続きに使われる。2016年1月以降、使えるようになったのが、マイナンバー(個人番号)。
各種手続きが便利になるような気もするし、番号でがっちがちに管理されてしまう不安も少々・・・。ディストピア小説や映画でおなじみのシチュエーションが現実になってきた昨今、「そして、誰もいなくなった」はSFドラマと捉えるだけでは済まされない。

大手コンピュータシステム会社「株式会社L.E.D」のシステム開発研究員・藤堂新一(主人公/藤原竜也)は、ある日、突然、自分の名まえも、国に登録されていた自己を規定する〈パーソナルナンバー〉もなくしてしまう。彼に「なりすまし」た人間によって、奪われてしまったのだ。

ドラマの冒頭で、何者かに追いつめられた新一は「法律的には存在しない」からと死ぬことを迫られる。
番号で管理されて、その番号がなんらかのトラブルで無効化したら、そのままその人間の存在が無効化されてしまうことは実際にありそうだ。

「パーソナルナンバー」「なりすまし」といちいち現代的な設定は、ほかにもあって、

新一が開発しているシステム「Miss.Erase」(声・望月玲衣)。イライザみたいな名まえのこれは、ネット上に拡散されてしまった個人データを消去できる画期的なもの。一度、ネットの海に出てしまった過去の恥ずかしい写真などは二度と回収できないとされていたが、このシステムのよってきれいに処理できる。

皮肉にも、新一は、自分の発明によって自分が自分である証拠まで消してしまうことになるのだ。】一部抜粋

 AOLニュースより
藤原竜也主演新ドラ『そして、誰もいなくなった』 あまりにリアルすぎる恐怖に視聴者騒然 「現実社会を風刺した社会派SF


IT系企業で優秀な研究員として働く主人公・藤堂新一(藤原竜也)は、仕事でも大きな功績を残し、プライベートでも交際中の女性・早苗(二階堂ふみ)との結婚を目前に控えるなど、まさに順風満々の人生を送っていたが、そんなある日、政府から国民一人一人に対して付与されている識別番号"パーソナル・ナンバー"が何者かに乗っ取られてしまい、犯罪者呼ばわりされることに。そこで、彼は自らが開発したソフトを使って、婦女暴行事件で既に逮捕されているという偽者を見つけ出すことに成功、事態は解決するかに見られたが、そこからさらにとんでもない事態に見舞われてしまう...というストーリーだ。

作中に登場する"パーソナル・ナンバー"は、無論、"マイナンバー"を意識したと思しきシステムで、そうした設定ゆえに「識別番号ひとつで人生が大きく変わってしまう」というストリー展開は、現実においても、誰の身にとっても他人事ではなく、「所詮はドラマの中のこと」として割り切れない怖さを見る者に与える。

怪優・藤原竜也が演じる主人公・新一は、自分の力で事態を打開すべく奔走するが、新一のように高いスキルや見識を持つ人物でなければ、泣き寝入りすることになりかねないというのは、劇中でも現実社会でも同じこと。それがさらに視聴者に対して独特の恐怖を与えることとなったようだ。

そうした、いつ我が身に降り注ぐか分からないという思いからなのか、この日の放送を観た視聴者からは「怖すぎwww」「こういうこと、本当に起こりそうだよな...」「これだからマイナンバーは嫌なんだよ」「マイナンバー乗っ取られても平気とか言うけどどう考えても平気じゃねえだろw」「リアルすぎる」「現実の社会を風刺しているような社会派SF」「恐怖がリアルに迫ってきた!」「面白い!!ほんとうに久しぶりに日本のドラマが私の中でヒット!!」

「これ現実にあったら人間不信なるわ」「昔だったら実感ないだろうことが今やありそうな話だと思う」「あり得る話とあり得ない話のラインぎりぎり」「個人情報保護法で管理されている時代に起きる現実という感じ」といった声が相次いだ。まるでマイナンバー制度が定着した数年先の日本を見るかのようなこの作品、そのリアリティあふれる恐怖で、視聴者からの注目を集めそうな気配だ。