再稼動目前での放射能漏れ、原因が特定されず今日26日の再稼動は絶望的とみられていたが、
急転直下、関電はボルトの緩みが原因と発表 予定通り本日再稼動の運びに。
※ 高浜4号機1次冷却系で放射能漏れ、原因特定できず再稼動延期
高浜4号機、26日にも再稼働 冷却水漏れは弁のボルト緩み原因 福井新聞
しかし、この緩んだボルトを閉めたのはなんと 8年前の2008年??
その後 定期点検などで二度再稼動しているが、冷却水漏れは報告されていない。
九分九厘〝ボルト犯人説〟は、関電の苦し紛れの言い逃れ?
真犯人?を見逃したまま再稼動を強行し、再び冷却水漏れを起こせば・・
それでも規制庁・中桐裕子管理官補佐は「起動(再稼働)と今回の事象(冷却水漏えい)は別」??と、無責任極まりない反応だ。
関連記事 「40年ルール」の例外?<高浜1・2号機>11カ月の審査でスピード合格??
田中龍作ジャーナルより
【高浜原発】 規制庁「再稼働と冷却水漏れは別と考えている」
【関電高浜原発4号機で1次冷却水が8ℓも漏れているのが20日、見つかった。
冷却水の漏えいは苛酷事故に直結する。冷却水を失った炉心は数時間以内に炉心溶融(メルトダウン)するからだ。
にもかかわらず関西電力は予定通りあす(26日)、高浜原発3、4号機を再稼働させるつもりだ。
関電が事故原因としている「配管弁のボルトのゆるみ」が最大の争点となった。
関電の説明によると、「問題のボルトは2008年の点検時に締めたが、その時(2008年点検時)の締め方が緩かった」ということだ。
変だ。4号機は2008年以降も2度起動しているのだが、関電が言うように配管弁のボルトが緩かったら、これまでにも冷却水が漏れているはずだ。
環境・住民団体の追及に規制庁は「2008年には締まっていたとの記録がある」と答えた。関電の説明と矛盾する。関電は規制庁にウソの報告をしているのだろうか?
規制庁は「その後(2008年の点検後)緩んだことも考えられる。運転を停止していてもボルトが緩むこともあると聞いている」などと苦しい言い訳をした。
かりに規制庁の説明どおりだったとしても問題は大きい。ボルトが緩むということが、設計ミス、あるいは材質選択ミスであるからだ。
多量の冷却水の漏えいはメルトダウンに直結するのに、関電と規制庁の説明が食い違う。規制庁は あやふや な説明に終始する。
さらには、腰を抜かすような発言も飛び出した。中桐裕子管理官補佐は「起動(再稼働)と今回の事象(冷却水漏えい)は別だと考えている」と言い放った。こんな人たちに原発の規制監督を任せて大丈夫なのだろうか?
重大なトラブルを見過ごして原発を動かせば、どのような結果を招くか。東電福島原発で起きた苛酷事故を見れば、それは火を見るより明らかである。
高浜原発の再稼働が決まった時、新聞テレビは華々しく報じたが、冷却水漏えい事故は扱いが地味だ。きょう持たれた環境・住民団体と原子力規制庁の交渉に、マスコミの姿は1社もなかった。
福島の教訓が忘れ去られようとしている。】一部抜粋
急転直下、関電はボルトの緩みが原因と発表 予定通り本日再稼動の運びに。
※ 高浜4号機1次冷却系で放射能漏れ、原因特定できず再稼動延期
高浜4号機、26日にも再稼働 冷却水漏れは弁のボルト緩み原因 福井新聞

その後 定期点検などで二度再稼動しているが、冷却水漏れは報告されていない。
九分九厘〝ボルト犯人説〟は、関電の苦し紛れの言い逃れ?
真犯人?を見逃したまま再稼動を強行し、再び冷却水漏れを起こせば・・
それでも規制庁・中桐裕子管理官補佐は「起動(再稼働)と今回の事象(冷却水漏えい)は別」??と、無責任極まりない反応だ。
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田中龍作ジャーナルより
【高浜原発】 規制庁「再稼働と冷却水漏れは別と考えている」
【関電高浜原発4号機で1次冷却水が8ℓも漏れているのが20日、見つかった。
冷却水の漏えいは苛酷事故に直結する。冷却水を失った炉心は数時間以内に炉心溶融(メルトダウン)するからだ。
にもかかわらず関西電力は予定通りあす(26日)、高浜原発3、4号機を再稼働させるつもりだ。
関電が事故原因としている「配管弁のボルトのゆるみ」が最大の争点となった。
関電の説明によると、「問題のボルトは2008年の点検時に締めたが、その時(2008年点検時)の締め方が緩かった」ということだ。
変だ。4号機は2008年以降も2度起動しているのだが、関電が言うように配管弁のボルトが緩かったら、これまでにも冷却水が漏れているはずだ。
環境・住民団体の追及に規制庁は「2008年には締まっていたとの記録がある」と答えた。関電の説明と矛盾する。関電は規制庁にウソの報告をしているのだろうか?
規制庁は「その後(2008年の点検後)緩んだことも考えられる。運転を停止していてもボルトが緩むこともあると聞いている」などと苦しい言い訳をした。
かりに規制庁の説明どおりだったとしても問題は大きい。ボルトが緩むということが、設計ミス、あるいは材質選択ミスであるからだ。
多量の冷却水の漏えいはメルトダウンに直結するのに、関電と規制庁の説明が食い違う。規制庁は あやふや な説明に終始する。
さらには、腰を抜かすような発言も飛び出した。中桐裕子管理官補佐は「起動(再稼働)と今回の事象(冷却水漏えい)は別だと考えている」と言い放った。こんな人たちに原発の規制監督を任せて大丈夫なのだろうか?
重大なトラブルを見過ごして原発を動かせば、どのような結果を招くか。東電福島原発で起きた苛酷事故を見れば、それは火を見るより明らかである。
高浜原発の再稼働が決まった時、新聞テレビは華々しく報じたが、冷却水漏えい事故は扱いが地味だ。きょう持たれた環境・住民団体と原子力規制庁の交渉に、マスコミの姿は1社もなかった。
福島の教訓が忘れ去られようとしている。】一部抜粋