槍玉に上がった核燃料運搬船「開栄丸」は、輸送実績が六年間ゼロで年約12億円の維持費。
一方の 国策「もんじゅ」は、21年で稼働わずか250日、費やした国費 実に10兆円。
しかし、「公開検証は国策の是非を問わない方針。核燃料サイクル事業の必要性は議論の対象外で、もんじゅについても存廃は議論されなかった。」??
先日、会計検査院が公表した税金ムダ遣い額は1568億円、一方「もんじゅ」のはムダ遣い額は・・
※ 1位はやっぱり…税金ムダ遣い1568億円「悪質省庁」ランキング
結局、強制力のない行政事業レビューは、ただのパフォーマンス?? 不満分子=河野大臣を使ったガス抜き??
※ 河野太郎新大臣「虎穴に入らずんば虎子を得ず」?与党内野党から閣内野党へ?
河野太郎公式ブログ:新しい原発を導入しないならば、高速増殖炉の開発も必要ない。
コスト最安?の原子力発電、すでに破綻している核燃料サイクルに、湯水のように私たちの税金が・・
※ もんじゅ廃炉へ現実味 核燃料サイクル計画破綻
関連記事 権力の暴走「19兆円の請求書―止まらない核燃料サイクル」
「もんじゅ」延命策:廃炉条件に「5年運転」案??
YOMIURI ONLINEホームより
核燃料運搬船、打ち切りも…行政事業レビュー
【日本原子力研究開発機構が民間会社に運用を委託している使用済み核燃料運搬船「開栄丸」について、有識者は契約打ち切りを含めて検討するよう求めた。
開栄丸は2006年に完成したが、使用されたのはわずか4回。最近6年間は全く使われていないが、同機構は年約12億円の委託費を払い続けている。文部科学省側は「需要がないわけではない」と主張したが、有識者は「ほとんど使用していないのに年間12億円も支出され続けているのは問題。契約の打ち切りも含め最も合理的な方法に改めるべきだ」と結論付けた。
河野行政改革相は「原子力に関する予算が非常に甘かった。同機構は抜本的な体制の見直しをしなければならない」と記者団に語った。】一部抜粋
毎日新聞より
行政事業レビュー:核燃批判続々…4回運搬の船100億円
【政府の行政改革推進本部は11日、国の事業の無駄を点検する「行政事業レビュー」の公開検証を行った。高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構については、ほとんど使われていない核燃料運搬船の維持費などに年間12億円かかっていることに「打ち切り、見直しも含めた将来的な選択肢」を示すよう注文が付くなど、批判が相次いだ。
核燃料サイクル事業関連の経費の公開検証では、原子力機構の入札や契約資料に非公表部分が多く、河野太郎行革担当相は「国民に説明できないものにお金は使えない」と批判した。
原子力機構が2006年度に建造した使用済み核燃料運搬船「開栄丸(かいえいまる)」は、03年に運転を終えて解体中の新型転換炉「ふげん」(福井県)の使用済み核燃料などを輸送するために造られ、開発費や維持費に延べ100億円がつぎ込まれたが、実際の輸送は4回のみ。09年11月以降は一度も使われていない。有識者から「なぜ必要なのか分からない」との意見が相次いだ。
ただ、公開検証は国策の是非を問わない方針。政府がエネルギー基本計画に掲げる核燃料サイクル事業の必要性は議論の対象外で、もんじゅについても存廃は議論されなかった。
行政事業レビューは、事業の廃止・存続を判定する「事業仕分け」とは異なり、各省庁が自らの事業の無駄をチェックして結果を公表する仕組み。今回は河野氏の意向で計55事業中、原発関連で19事業を公開検証の対象に選んだが、強制力はない。河野氏は来年度予算の編成に向け、各閣僚と折衝する意向を示している。】一部抜粋
東京新聞より
核燃運搬船レビュー受け 官房長官が見直し求める
【輸送実績が六年間ないのに多額の維持費が問題視されている使用済み核燃料運搬船「開栄丸」をめぐり、菅義偉(すがよしひで)官房長官は十二日午前の記者会見で、
有識者による行政事業レビューで契約打ち切りを含む意見が出たことに関し「極めて重要な指摘」と述べ、文部科学省が抜本的な見直しに取り組む必要があるとの考えを明らかにした。
菅氏は、国の予算の無駄を点検する「秋のレビュー」で十一日に出た「開栄丸」に関する意見について「契約打ち切りを含め厳しい指摘がされたが、今後どのように合理化できるかを検討したいとの旨の発言が(文科省から)あったと報告を受けている」と説明。
文科省に対して「今回の指摘を真摯(しんし)に受け止め、今後の対応を検討すべきだ」と求めた。十一日のレビューでは有識者から、年間十二億円の維持費がかかり、今後の利用見通しが立たず、必要性が疑わしいなどの意見が出た。】
一方の 国策「もんじゅ」は、21年で稼働わずか250日、費やした国費 実に10兆円。
しかし、「公開検証は国策の是非を問わない方針。核燃料サイクル事業の必要性は議論の対象外で、もんじゅについても存廃は議論されなかった。」??
先日、会計検査院が公表した税金ムダ遣い額は1568億円、一方「もんじゅ」のはムダ遣い額は・・
※ 1位はやっぱり…税金ムダ遣い1568億円「悪質省庁」ランキング
結局、強制力のない行政事業レビューは、ただのパフォーマンス?? 不満分子=河野大臣を使ったガス抜き??
※ 河野太郎新大臣「虎穴に入らずんば虎子を得ず」?与党内野党から閣内野党へ?
河野太郎公式ブログ:新しい原発を導入しないならば、高速増殖炉の開発も必要ない。
コスト最安?の原子力発電、すでに破綻している核燃料サイクルに、湯水のように私たちの税金が・・
※ もんじゅ廃炉へ現実味 核燃料サイクル計画破綻
関連記事 権力の暴走「19兆円の請求書―止まらない核燃料サイクル」
「もんじゅ」延命策:廃炉条件に「5年運転」案??
YOMIURI ONLINEホームより
核燃料運搬船、打ち切りも…行政事業レビュー
【日本原子力研究開発機構が民間会社に運用を委託している使用済み核燃料運搬船「開栄丸」について、有識者は契約打ち切りを含めて検討するよう求めた。
開栄丸は2006年に完成したが、使用されたのはわずか4回。最近6年間は全く使われていないが、同機構は年約12億円の委託費を払い続けている。文部科学省側は「需要がないわけではない」と主張したが、有識者は「ほとんど使用していないのに年間12億円も支出され続けているのは問題。契約の打ち切りも含め最も合理的な方法に改めるべきだ」と結論付けた。
河野行政改革相は「原子力に関する予算が非常に甘かった。同機構は抜本的な体制の見直しをしなければならない」と記者団に語った。】一部抜粋
毎日新聞より
行政事業レビュー:核燃批判続々…4回運搬の船100億円

核燃料サイクル事業関連の経費の公開検証では、原子力機構の入札や契約資料に非公表部分が多く、河野太郎行革担当相は「国民に説明できないものにお金は使えない」と批判した。
原子力機構が2006年度に建造した使用済み核燃料運搬船「開栄丸(かいえいまる)」は、03年に運転を終えて解体中の新型転換炉「ふげん」(福井県)の使用済み核燃料などを輸送するために造られ、開発費や維持費に延べ100億円がつぎ込まれたが、実際の輸送は4回のみ。09年11月以降は一度も使われていない。有識者から「なぜ必要なのか分からない」との意見が相次いだ。
ただ、公開検証は国策の是非を問わない方針。政府がエネルギー基本計画に掲げる核燃料サイクル事業の必要性は議論の対象外で、もんじゅについても存廃は議論されなかった。
行政事業レビューは、事業の廃止・存続を判定する「事業仕分け」とは異なり、各省庁が自らの事業の無駄をチェックして結果を公表する仕組み。今回は河野氏の意向で計55事業中、原発関連で19事業を公開検証の対象に選んだが、強制力はない。河野氏は来年度予算の編成に向け、各閣僚と折衝する意向を示している。】一部抜粋
東京新聞より
核燃運搬船レビュー受け 官房長官が見直し求める
【輸送実績が六年間ないのに多額の維持費が問題視されている使用済み核燃料運搬船「開栄丸」をめぐり、菅義偉(すがよしひで)官房長官は十二日午前の記者会見で、
有識者による行政事業レビューで契約打ち切りを含む意見が出たことに関し「極めて重要な指摘」と述べ、文部科学省が抜本的な見直しに取り組む必要があるとの考えを明らかにした。
菅氏は、国の予算の無駄を点検する「秋のレビュー」で十一日に出た「開栄丸」に関する意見について「契約打ち切りを含め厳しい指摘がされたが、今後どのように合理化できるかを検討したいとの旨の発言が(文科省から)あったと報告を受けている」と説明。
文科省に対して「今回の指摘を真摯(しんし)に受け止め、今後の対応を検討すべきだ」と求めた。十一日のレビューでは有識者から、年間十二億円の維持費がかかり、今後の利用見通しが立たず、必要性が疑わしいなどの意見が出た。】