70人の避難なら1便70分で大分佐賀関港にたどり着くが、5千人が一度に避難となれば・・
定員292名のフェリー17便で16時間半、自衛隊などの応援を仰いでも、最短で4時間半はかかる。

 『九州・四国の最短航路』 国道九四フェリー
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 ただ、時化や津波で海が荒れたなら、1便も運行出来ず5千人全員が足止め
津波が原因の過酷事故なら海上ルートは絶望的、空路か屋内避難しか選択肢はないが、

 今回のナンチャッテ避難訓練では、津波が原因の過酷事故想定外?凪いだ海で訓練しても・・

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 朝日新聞より
伊方原発訓練、5千人避難想定なのに住民参加70人
【四国電力が再稼働を目指す愛媛県伊方町の伊方原発で、地震による過酷事故を想定した国の原子力総合防災訓練が8日始まった。9日午後まで実施される。

 政府が了承した原発事故時の避難計画を検証するのが狙い。

 放射性物質が外に漏れる恐れがある場合、原発西側の住民約5千人は大分県に船で避難することが想定されているが、この訓練に参加した住民は約70人にとどまった。

  中   略 

 9日午前には住民約70人が海上自衛隊の支援艦と民間フェリーの計2隻で大分県側に避難する訓練などを実施。

 愛媛県によると、約5千人が避難するには、定期船のみの場合16時間半、海上自衛隊や他の民間船の応援があれば最短4時間半という。だが、津波の発生や岸壁の崩壊などの場合の対応に課題は残る。】一部抜粋