敦賀原発2号機直下の「D-1」断層、なぜか建設申請では見逃されたが、、
福島原発事故を経て、旧来の八百長審査は否定され、規制委は活断層と認定している。

 いまさら死に体の敦賀原発に750億円? 無駄な抵抗 引き際が肝心と思うが・・

 敦賀原発の死は、日本原電の死を意味し、日本原電の死は、原子力ムラの致命傷となる可能性も・・
※ 日本原電=原発を持つ旧電力九社が出資する国策会社

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 日本経済新聞より
敦賀原発2号機、安全対策に750億円 日本原電が審査申請
【 原子力発電専業の日本原子力発電は5日、敦賀原発2号機(福井県)の再稼働に向け原子力規制委員会に安全審査を申請した。750億円を投じ事故対策や自然災害への備えを強化し、審査通過を目指す。敦賀2号機は同社の主力原発で合否は経営を大きく左右する。

 規制委の審査では東京電力福島第1原発事故後に導入された新規制基準に基づき、安全対策が厳しく問われる。日本原電は竜巻や森林火災への対策、原子炉の冷却設備などを充実させる。

 最大の課題は原子炉建屋の直下を通る断層を巡る議論だ。規制委の有識者会合で活断層の疑いを指摘され、これを覆さない限り審査の合格も再稼働も見込めない。日本原電は追加の調査データを示して疑いの払拭を狙うが、規制委側が納得するかは不透明だ。

 敦賀2号機は1987年稼働の比較的新しい原発で、出力も116万キロワットと大きい。日本原電は原発専業ながら福島の事故後に3基すべてが停止に追い込まれた。活断層問題などを理由に審査が不合格になれば、存続を巡る問題に発展しそうだ。】