ベルリンの壁が崩壊して冷戦が終わり、世界に平和が訪れたかに見えたが・・

 アメリカは、「軍産複合体」繁栄のため? 今も 自ら育てたテロ組織と戦っている?
※ イスラム国もアルカイダも「育てた」のはアメリカ。再び悪夢を繰り返す中東戦略の矛盾

【アイゼンハワー大統領就任演説

20世紀に入って60年の間に大きな戦争が4つ起きました。

わが国はそのうち3つに関わりー
恒常的かつ大規模な軍需産業を作り出してきました。
現在、国防に携わる人の数は350万にのぼります。

巨大な軍部と軍需産業との結合は、アメリカが初めて経験するものです。
軍備に発達は必要不可欠であると同時にー
大きな危険をはらんでいる事を忘れてはなりません。


 今のアメリカは、世界平和の番人でも、世界の警察官でもありません。
強大な軍事力を背景にした、凶暴なギャング国家?ならずもの国家?そのものなのです。
※ 「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史」

 アメリカの「軍産複合体」が、ハイエナの如く求める〝別の新たな敵〟との戦いに協力するため、

 安倍総理は、集団的自衛権を正当化する安保法制を通し、自衛隊員の血莫大な防衛予算
アメリカに献上、

 自衛隊は、アメリカの尖兵として 世界中の紛争地帯へ、日本は 欧米以外のすべての国の人々の 
憎しみの対象に・・

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2001.9.11:あの日何が起こったのか?
          
 jp.viceより
マイケル・ムーア 新作映画『Where To Invade Next』(次に攻撃するのはどこだ) 
【ベルリンの壁が崩壊して冷戦が終わると、ようやく軍備拡大とペンタゴン(国防総省)に莫大な予算が投入されることがなくなり平和な世の中が訪れる、そう思って心から安堵したんだ。だけどそうはならなかった。

 別の敵が必要になったんだ。アイゼンハワーが警告していたように、国家の中核には多数の経済構造と権力構造、つまり「軍産複合体」が鎮座していた。

 要するに、米国民は終わりなき戦争状態へと突入しているんだ、と思ったよ。常に新たな脅威、新たなブギーマン(お化け)が現れるんだ。

 このタイトルにしたのは、真実、事実であるとされている物事を否定し、それを皮肉るためさ。


 1つの物事が終息に近付くと、間違いなくイランやその他の国が新たな脅威の対象として取り上げられる。

 アメリカ合衆国は人々を、特にアメリカ人をいかに簡単に恐怖に陥れることができる。

 そこでは、世界から孤立し、世界の文化を知らないこと、つまり「無知」が恐怖をもたらす最たる要因であり、恐怖は憎悪をもたらす最たる要因であるという等式が成り立つ。

 無知から恐怖や憎しみの感情が生まれ、暴力に至る。人々の無知に付け込んで、人々を無知の状態にとどめれば、次に襲い掛かってくる新たな敵はイランであると教え込むことができる。】一部抜粋