昨年12月には既に、福島原発地下水層から・・深さ25mで放射性物質。不透水層 突き抜け
メルトアウトした核燃料が、遂に「不透水層」下の深層地下水層まで到達?したかのと、 
チャイナシンドロームが現実に!?とツイートしたが・・

 その時点で東電は、「今後1カ月かけて水質調査する」と、暢気な対応だった。

 そして半年後の24日、「不透水層」から浸透し、「深さ25~30メートルまで掘った観測用井戸からトリチウムを4700ベクレル(4日採取分)検出」と公表。

 地下水バイパスの井戸にも高濃度汚染水は浸透している筈。汚染水の海洋投棄は即刻中止すべきだ。

 日経新聞も、福島第1、地下深い層から放射性物質検出 と、2013/12/20付けで伝えている。

 昨年12月のニュース画面
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 テレ朝ニュースより (2013-12)
福島第一原発の地下25mでも放射性物質検出
【福島第一原発で、また新たな汚染水問題が浮上した。
 東京電力:「水質にばらつきがかなりある状況で、今の段階で原因が特定できない」
 東電は、福島第一原発3号機と4号機の間の岸壁近くで、地下25メートルの地下水層から放射性セシウムやストロンチウムが検出されたと発表した。

 これまでは、地表付近の地下水層から放射性物質が検出されてきた。しかし、今回の検出で、地下水層との間の水を通さない「不透水層」を隔てた、さらに深い地下水にも汚染水が混じりこんでいる可能性が出てきた。東電では、今後1カ月かけて水質調査するとしている。】

深層地下水層」 到達前の状態
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 産経ニュースより (2014.6.24 20:55)
汚染水、地中深くまで浸透 凍土壁工期に影響も 福島第1原発
【東京電力は24日、福島第1原発の1~4号機の海側で、汚染水が地下25~30メートルにある「下部透水層」までしみ込んでいる可能性が高まったと発表した。岸壁では鋼鉄製の遮水壁を造成中で、東電は海への流出を調査中としている。 

 1~4号機の周囲の土壌を凍らせ地下水の流入をせき止める「凍土遮水壁」の造成工事に着手しているが、凍結管を下部透水層まで埋める際に汚染水の流入を防ぐ特別な工法が必要となり、工期に影響を与える可能性もある。

 東電によると、深さ25~30メートルまで掘った観測用井戸からトリチウム(三重水素)を最大で1リットル当たり同4700ベクレル(4日採取分)検出。福島第1原発の地下は、水を通す「上部透水層」の下に、泥岩でできた「不透水層」があり、さらにその下に地下水が流れる「下部透水層」がある。

 これまで下部透水層の水圧が、上部透水層の水圧よりも高いため「上から下への汚染水の浸透の可能性は少ない」(東電)とされていた。だが、改めて調査した結果、下部透水層の水圧が低下していたため、汚染水が地下深くまで浸透することが判明。1~4号機海側には地中にトレンチ(地下道)が下部透水層の深さまで造られており、汚染水が地層間を貫く土壌とトレンチ側面の隙間を通って浸透したとみられ、海へ流出している可能性がある。】