福井地裁が国策にNO! 原発安全神話の原点・伊方訴訟で松山地裁が、勇気ある判決を下していれば・・
54基もの原発=自爆装置は造られず、原子力ムラの繁栄も、福島原発事故もなかった?
日本で唯一、井戸謙一元金沢地裁裁判長が、無謀な国策に逆らい下した志賀原発2号機運転差し止め判決は、その後上告審で覆されたが、
高裁・最高裁には、安倍政権・原子力ムラの圧力に屈せず、今度こそ司法の正義を貫いていただきたい。
志賀原発 運転停止判決 井戸元判事が語る
関連記事 「安全神話」の原点 『伊方原発訴訟』*福島原発事故へ繋がる道。
志賀原発も直下に活断層か:2006年差し止め訴訟で運転停止の筈が・・
福井新聞より
大飯原発の運転差し止め命じる 福井地裁が判決
【安全性が保証されないまま関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させたとして、福井県などの住民189人が関電に運転差し止めを求めた訴訟の判決言い渡しが21日、福井地裁であり、樋口英明裁判長は関電側に運転差し止めを命じた。
全国の原発訴訟で住民側が勝訴したのは、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の設置許可を無効とした2003年1月の名古屋高裁金沢支部判決と、北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の運転差し止めを命じた06年3月の金沢地裁判決(いずれも上級審で住民側の敗訴が確定)に続き3例目。
大飯3、4号機は昨年9月に定期検査のため運転を停止。関電は再稼働に向け原子力規制委員会に審査を申請し、新規制基準に基づく審査が続いている。
審理では、関電が想定した「基準地震動」(耐震設計の目安となる地震の揺れ)より大きい地震が発生する可能性や、外部電源が喪失するなど過酷事故に至ったときに放射能漏れが生じないかなどが争点となった。
大飯原発3、4号機をめぐっては、近畿の住民らが再稼働させないよう求めた仮処分の申し立てで、大阪高裁が9日、「原子力規制委員会の結論より前に、裁判所が稼働を差し止める判断を出すのは相当ではない」などとして却下していた。
脱原発弁護団全国連絡会(事務局・東京)などによると2011年3月の東京電力福島第1原発事故後、全国で住民側が提訴した原発の運転差し止め訴訟は少なくとも16件あり、福井訴訟が事故後初めての判決となった。】
大飯原発判決で国、関電反応は 「方針に変わりない」「速やかに控訴」
【菅義偉官房長官は21日の記者会見で、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを命じた福井地裁判決に関し、原子力規制委員会の規制基準に適合すると認められた場合には、再稼働を進める政府方針に変わりはないとの認識を示した。
また、関西電力は同日、「判決文の詳細を確認の上、速やかに控訴の手続きを行う」とするコメントを出した。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は「司法判断について申し上げることはない。大飯についてはわれわれの考え方で審査をしていく」と述べた。
■大飯原発3、4号機■
関電が所有する加圧水型軽水炉(PWR)。福島事故の影響で2012年5月に国内の全原発が停止後、全国で初めて同年7月に再稼働。本県などの住民は同年11月、運転差し止めを求め福井地裁に提訴した。13年9月に定期検査に入り現在は停止している。同年7月に施行された新基準のもとで再稼働に向けた安全審査が行われているが、基準地震動はまだ確定していない。】
54基もの原発=自爆装置は造られず、原子力ムラの繁栄も、福島原発事故もなかった?
日本で唯一、井戸謙一元金沢地裁裁判長が、無謀な国策に逆らい下した志賀原発2号機運転差し止め判決は、その後上告審で覆されたが、
高裁・最高裁には、安倍政権・原子力ムラの圧力に屈せず、今度こそ司法の正義を貫いていただきたい。
志賀原発 運転停止判決 井戸元判事が語る
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福井新聞より
大飯原発の運転差し止め命じる 福井地裁が判決
【安全性が保証されないまま関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させたとして、福井県などの住民189人が関電に運転差し止めを求めた訴訟の判決言い渡しが21日、福井地裁であり、樋口英明裁判長は関電側に運転差し止めを命じた。
全国の原発訴訟で住民側が勝訴したのは、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の設置許可を無効とした2003年1月の名古屋高裁金沢支部判決と、北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の運転差し止めを命じた06年3月の金沢地裁判決(いずれも上級審で住民側の敗訴が確定)に続き3例目。
大飯3、4号機は昨年9月に定期検査のため運転を停止。関電は再稼働に向け原子力規制委員会に審査を申請し、新規制基準に基づく審査が続いている。
審理では、関電が想定した「基準地震動」(耐震設計の目安となる地震の揺れ)より大きい地震が発生する可能性や、外部電源が喪失するなど過酷事故に至ったときに放射能漏れが生じないかなどが争点となった。
大飯原発3、4号機をめぐっては、近畿の住民らが再稼働させないよう求めた仮処分の申し立てで、大阪高裁が9日、「原子力規制委員会の結論より前に、裁判所が稼働を差し止める判断を出すのは相当ではない」などとして却下していた。
脱原発弁護団全国連絡会(事務局・東京)などによると2011年3月の東京電力福島第1原発事故後、全国で住民側が提訴した原発の運転差し止め訴訟は少なくとも16件あり、福井訴訟が事故後初めての判決となった。】
大飯原発判決で国、関電反応は 「方針に変わりない」「速やかに控訴」
【菅義偉官房長官は21日の記者会見で、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを命じた福井地裁判決に関し、原子力規制委員会の規制基準に適合すると認められた場合には、再稼働を進める政府方針に変わりはないとの認識を示した。
また、関西電力は同日、「判決文の詳細を確認の上、速やかに控訴の手続きを行う」とするコメントを出した。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は「司法判断について申し上げることはない。大飯についてはわれわれの考え方で審査をしていく」と述べた。
■大飯原発3、4号機■
関電が所有する加圧水型軽水炉(PWR)。福島事故の影響で2012年5月に国内の全原発が停止後、全国で初めて同年7月に再稼働。本県などの住民は同年11月、運転差し止めを求め福井地裁に提訴した。13年9月に定期検査に入り現在は停止している。同年7月に施行された新基準のもとで再稼働に向けた安全審査が行われているが、基準地震動はまだ確定していない。】