双葉町が闘うべき相手は、『美味しんぼ』の作者や井戸川元町長ではなく、東電や国、原子力ムラ。
『美味しんぼ』の“鼻血”に抗議したところで、風評ではない「不都合な真実」は消えない。
ヤブヘビ突いたら、原子力ムラの悪行が・・『電力会社求め巨大津波警戒を修正 地震調査報告書で文科省』
NHKニュースWEBより
美味しんぼの“鼻血” 双葉町が抗議
【小学館の雑誌に連載されている漫画「美味しんぼ」(おいしんぼ)の中に、東京電力福島第一原子力発電所を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面があり、地元の福島県双葉町が「風評被害を生じさせている」として、小学館に対して抗議文を送りました。
双葉町が抗議したのは、先月28日に発売された「週刊ビッグコミックスピリッツ」に掲載されている、雁屋哲さん原作で花咲アキラさんが描く漫画「美味しんぼ」の内容についてです。
主人公の新聞記者たちが東京電力福島第一原子力発電所を取材したあと、鼻血が出たり、ひどい疲労感に襲われたりする場面などが描かれているほか、双葉町の前町長が実名で登場し、「福島では同じ症状の人が大勢いますよ」と語っています。
これについて、双葉町が7日午後5時にメールとファックスで小学館に対して抗議文を送りました。
抗議文では、「鼻血等の症状を町役場に訴える町民が大勢いるという事実はありません」としたうえで、「復興を進める福島県全体にとって許しがたい風評被害を生じさせているほか、福島県民への差別を助長させることになる」としています。】
livedoorニュースより
「鼻血ごときで騒いでいる人たちは発狂するかも」『美味しんぼ』原作・雁屋哲先生のブログが波紋
【私は鼻血について書く時に、当然ある程度の反発は折り込み済みだったが、ここまで騒ぎになるとは思わなかった。
で、ここで、私は批判している人たちに反論するべきなのだが、「美味しんぼ」福島篇は、まだ、その23,その24と続く。
その23、特にその24ではもっとはっきりとしたことを言っているので、鼻血ごときで騒いでいる人たちは、発狂するかも知れない。
今まで私に好意的だった人も、背を向けるかも知れない。
として、2年間かけて取材してすくいとった真実の内容がどうして批判されるのかわからないと語っている。】
ガジェット通信より
『美味しんぼ』に登場の井戸川克隆・元福島県双葉町長 「大震災の8日前に政府は地震津波があることを知っていた」
【一方で、今回の作中に登場した井戸川克隆・元福島県双葉町長の過去の発言が話題になっている。
山岡士郎が原因不明の鼻血を出した後、埼玉県にある井戸川氏の避難先を山岡夫妻や海原雄山たちが訪ねるのだが、「原因不明の鼻血が出て、福島に行くようになってひどく疲れやすくなった」という山岡や雄山に井戸川氏は
「私も鼻血が出ます。今度の立候補を取りやめたのは疲労感が耐え難いまでになったからです」
「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです。」
と語り、以下次号……となる。
その井戸川氏、2013年の参院選に「みどりの風」より立候補しているのだが、街頭演説で
「2011年の3月3日に、地震津波があることを日本政府は知っていた」
と語っている。3・11の8日前、政府や東京電力、東北電力や日本原燃はわかっていたのに発表を止めたのだという。そのときの動画も『Youtube』にはアップされている。
(※3:45あたりから)
この発言、共同通信の下記記事についてのことと思われるが、今後『美味しんぼ』で触れるのかどうか注目である。
電力会社求め巨大津波警戒を修正 地震調査報告書で文科省
東日本大震災の8日前、宮城―福島沖での巨大津波の危険を指摘する報告書を作成中だった政府の地震調査委員会事務局(文部科学省)が、東京電力など原発を持つ3社と非公式会合を開催、電力会社が巨大津波や地震への警戒を促す表現を変えるよう求め、事務局が「工夫する」と修正を受け入れていたことが、25日までの情報公開請求などで分かった。(略)】一部抜粋
『美味しんぼ』の“鼻血”に抗議したところで、風評ではない「不都合な真実」は消えない。
ヤブヘビ突いたら、原子力ムラの悪行が・・『電力会社求め巨大津波警戒を修正 地震調査報告書で文科省』
NHKニュースWEBより
美味しんぼの“鼻血” 双葉町が抗議
【小学館の雑誌に連載されている漫画「美味しんぼ」(おいしんぼ)の中に、東京電力福島第一原子力発電所を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面があり、地元の福島県双葉町が「風評被害を生じさせている」として、小学館に対して抗議文を送りました。
双葉町が抗議したのは、先月28日に発売された「週刊ビッグコミックスピリッツ」に掲載されている、雁屋哲さん原作で花咲アキラさんが描く漫画「美味しんぼ」の内容についてです。
主人公の新聞記者たちが東京電力福島第一原子力発電所を取材したあと、鼻血が出たり、ひどい疲労感に襲われたりする場面などが描かれているほか、双葉町の前町長が実名で登場し、「福島では同じ症状の人が大勢いますよ」と語っています。
これについて、双葉町が7日午後5時にメールとファックスで小学館に対して抗議文を送りました。
抗議文では、「鼻血等の症状を町役場に訴える町民が大勢いるという事実はありません」としたうえで、「復興を進める福島県全体にとって許しがたい風評被害を生じさせているほか、福島県民への差別を助長させることになる」としています。】
livedoorニュースより
「鼻血ごときで騒いでいる人たちは発狂するかも」『美味しんぼ』原作・雁屋哲先生のブログが波紋

で、ここで、私は批判している人たちに反論するべきなのだが、「美味しんぼ」福島篇は、まだ、その23,その24と続く。
その23、特にその24ではもっとはっきりとしたことを言っているので、鼻血ごときで騒いでいる人たちは、発狂するかも知れない。
今まで私に好意的だった人も、背を向けるかも知れない。
として、2年間かけて取材してすくいとった真実の内容がどうして批判されるのかわからないと語っている。】
ガジェット通信より
『美味しんぼ』に登場の井戸川克隆・元福島県双葉町長 「大震災の8日前に政府は地震津波があることを知っていた」
【一方で、今回の作中に登場した井戸川克隆・元福島県双葉町長の過去の発言が話題になっている。
山岡士郎が原因不明の鼻血を出した後、埼玉県にある井戸川氏の避難先を山岡夫妻や海原雄山たちが訪ねるのだが、「原因不明の鼻血が出て、福島に行くようになってひどく疲れやすくなった」という山岡や雄山に井戸川氏は
「私も鼻血が出ます。今度の立候補を取りやめたのは疲労感が耐え難いまでになったからです」
「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです。」
と語り、以下次号……となる。
その井戸川氏、2013年の参院選に「みどりの風」より立候補しているのだが、街頭演説で
「2011年の3月3日に、地震津波があることを日本政府は知っていた」
と語っている。3・11の8日前、政府や東京電力、東北電力や日本原燃はわかっていたのに発表を止めたのだという。そのときの動画も『Youtube』にはアップされている。
(※3:45あたりから)
この発言、共同通信の下記記事についてのことと思われるが、今後『美味しんぼ』で触れるのかどうか注目である。
電力会社求め巨大津波警戒を修正 地震調査報告書で文科省
東日本大震災の8日前、宮城―福島沖での巨大津波の危険を指摘する報告書を作成中だった政府の地震調査委員会事務局(文部科学省)が、東京電力など原発を持つ3社と非公式会合を開催、電力会社が巨大津波や地震への警戒を促す表現を変えるよう求め、事務局が「工夫する」と修正を受け入れていたことが、25日までの情報公開請求などで分かった。(略)】一部抜粋