レベル7の福島原発事故を起こし、3年経っても収束の目途も立たない中、世界一安全?な原発を輸出??
原子力ムラの面の皮の厚さは相当なもの、鉄のタワシで擦っても一滴の血も出ないのでは?

 結局、自・公・民は同じ穴のムジナ、原子力ムラの呪縛からは逃れられない。
2011年12月に、ヨルダン向けの原子力協定採決に造反した「小沢一郎グループ」は、民主党を追われ、
今回の採決に造反した管元総理らも所詮は少数派。

 自・公・民の議員に、清き一票?を入れても結局は、原子力ムラや悪徳官僚の思惑通り、
国民に背を向けた政治の後押しをするだけ。

 民主党が、自民党・野田派?に乗っ取られて以後、政治を国民の手に取り戻す道は険しくなる一方だが・・

関連記事 原発建設調査、トルコに国税12億、ベトナムに25億―復興予算からも5億流用!
       トルコとの原発輸出協定に 核拡散の抜け穴
       民主、原子力協定で賛成へ 採決時に造反者出る可能性も
       脱原発 世論6割生きず:投票率低下と野田・民主裏切り効果で・・自公に風!
       民・自・公、解散と引き換えの野合 国民に信を問う前に「消費増税」成立合意

 Yahoo!ニュースより
原子力2協定、衆院通過=民主・維新から造反
【トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)への原発輸出を可能にする原子力協定の承認案が4日午後の衆院本会議で、自民、公明、民主各党の賛成多数で可決、参院に送付された。賛成の民主党から脱原発を唱える菅直人元首相らが欠席、近藤昭一、生方幸夫両氏が退席した。自民党の秋本真利氏も退席した。また、反対の日本維新の会では原発推進派の石原慎太郎共同代表が欠席した。】
 
 日本経済新聞より
原子力協定、衆院を通過 トルコなどへの原発輸出に道
【 トルコとアラブ首長国連邦(UAE)に原子力発電所を輸出できるようにする原子力協定承認案が4日午後の衆院本会議で自民、公明、民主各党の賛成多数で可決、参院に送られた。条約や協定は衆院の議決が参院に優先するため、今国会での承認は確実。日本企業による両国への原発関連技術の輸出に道が開ける。

原子力協定は燃料用核物質を輸出したり、技術を供与したりする際、軍事目的での利用や第三国への移転に歯止めをかけるために結ぶ国家間の約束。原発を輸出する前提となり、議会による批准などの承認手続きを経て発効する。原子力協定の国会承認は第2次安倍政権の発足後初めてで、日本企業の受注拡大に弾みがつきそうだ。

 トルコ、UAEとの協定は安倍晋三首相が昨年5月に中東を歴訪した際に合意した。トルコは電力需要の急増に伴い、原発建設を進めている。三菱重工業と仏アレバの企業連合がトルコの黒海沿岸シノップ地区で原発4基を受注しており、プロジェクトが本格的に動きだす。

 民主党は政権を担当していたときにベトナムなどとの原子力協定に賛成した。こうした経緯を踏まえ、原発輸出には慎重な立場を保ちつつ、核の平和利用や核不拡散という協定の趣旨には賛成する「消極的賛成」の方針を決めた。ただ、菅直人元首相ら脱原発派からは「2030年代原発ゼロの党方針と矛盾する」との声が出ている。

 「原発フェードアウト」を掲げる日本維新の会は採決で反対した。党方針に反発している石原慎太郎共同代表は、体調不良を理由に欠席した。

 みんな、結い、共産、生活、社民の各党も反対した。

 日本は原子力協定を米英や中国、韓国、ベトナム、ロシアなどと発効済み。安倍政権は原発輸出を成長戦略の柱に位置づけており、インド、ブラジル、南アフリカ、サウジアラビアとも交渉を続けている。】