アベノミクス効果で景気浮揚、そして賃上げと、安倍総理閣下は仰っていた筈だが、
実際にやろうとしていることは、正社員の間口を更に減らし、大企業に都合の良い働き手=非正規労働者率を更に高めること。
これ以上非正規労働者化が進めば、貧困率は更に上昇し超・格差社会に、社会保険制度の崩壊は勿論、日本社会そのものが崩壊してしまうだろう。
安倍総理は、いったいどんな日本を目指しているのか??
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弱い者イジメの消費増税:酷税・消費税8%へ せめて生活必需品免除を・・
世界で最も裕福な国?アメリカの恥ずべき賃金格差
日刊ゲンダイより
安倍政権の「雇用改革」実現なら賃金42兆円減の衝撃試算
【完全に化けの皮がはがれてきたアベノミクス。アベノミクスが成功するかどうかは、労働者の“賃金”が上がるかどうかにかかっている。ところが、安倍政権の「雇用改革」が実現したら、なんと労働者の賃金は約42兆円も減ることが分かった。
「成長戦略」の目玉に雇用改革を掲げているアベノミクス。規制改革会議の大田弘子議長代理も「規制改革は労働市場とセット」と宣言している。
雇用改革の柱となるのが、「限定正社員制度」や「残業代をゼロにするホワイトカラーエグゼンプション」などだ。要するに、安くて使い勝手のよい労働力を大企業に提供するのが狙いである。
安倍政権の雇用改革がすべて実現した場合、給料はどうなるのか。「労働総研」が試算した結果には仰天だ。42兆円も減るという。
「90年代後半から日本で進められた〈雇用改革〉は、労働規制を緩和することで、非正規の労働者を急増させた。大企業は低賃金の非正規社員を使い、売り上げが伸びなくても利益を出せるようになった。なにしろ、財務省の〈法人企業統計〉によると人件費は98年度からの累計で131兆円も減少しています。
それでも、これまでは正社員には手をつけなかった。ところが、安倍政権は〈限定正社員〉や〈ホワイトカラーエグゼンプション〉など、正社員の雇用に手をつけようとしている。安倍政権の〈正社員改革〉によって人件費がどうなるかを中心に試算すると、42兆円の減少という驚く額でした」(労働総研・藤田宏事務局次長)】
実際にやろうとしていることは、正社員の間口を更に減らし、大企業に都合の良い働き手=非正規労働者率を更に高めること。
これ以上非正規労働者化が進めば、貧困率は更に上昇し超・格差社会に、社会保険制度の崩壊は勿論、日本社会そのものが崩壊してしまうだろう。
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雇用改革の柱となるのが、「限定正社員制度」や「残業代をゼロにするホワイトカラーエグゼンプション」などだ。要するに、安くて使い勝手のよい労働力を大企業に提供するのが狙いである。
安倍政権の雇用改革がすべて実現した場合、給料はどうなるのか。「労働総研」が試算した結果には仰天だ。42兆円も減るという。
「90年代後半から日本で進められた〈雇用改革〉は、労働規制を緩和することで、非正規の労働者を急増させた。大企業は低賃金の非正規社員を使い、売り上げが伸びなくても利益を出せるようになった。なにしろ、財務省の〈法人企業統計〉によると人件費は98年度からの累計で131兆円も減少しています。
それでも、これまでは正社員には手をつけなかった。ところが、安倍政権は〈限定正社員〉や〈ホワイトカラーエグゼンプション〉など、正社員の雇用に手をつけようとしている。安倍政権の〈正社員改革〉によって人件費がどうなるかを中心に試算すると、42兆円の減少という驚く額でした」(労働総研・藤田宏事務局次長)】