事故当時18歳以下の県民が対象の甲状腺検査だそうだが、
甲状腺被ばくの原因とされる放射性ヨウ素131の半減期は僅か8日、二年半も経ってからの調査に
何の意味があるのか?

 事故直後に安定ヨウ素剤を配布せず多くの子供たちが甲状腺異常に、被ばくの影響を小さく見せるため?
甲状腺検査も先延ばし、そして今ごろ原発事故後4カ月間の線量を推計する基本調査??

 故ケネディ大統領は、放射能被ばくによる犠牲について、
たった一人の子供の生命の喪失であっても、単なる統計学的な数字ではない」と言っている。

 福島の惨劇を尻目に原発輸出・再稼動を画策する、安倍総理はじめ、原子力ムラの人否人どもには、
何の感慨も起きないだろうが・・

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 福島民友ニュースより
「県民健康外部被ばく問診票・簡易版」27日から発送
【福島医大は20日、県民健康管理調査のうち、東京電力福島第1原発事故後4カ月間の外部被ばく線量を推計する基本調査で、記入内容を絞った簡易版の問診票を27日から発送すると発表した。事故当時18歳以下に実施する甲状腺検査の対象者のうち、避難区域を除く約25万5000人に送る。避難区域の住民は原則として従来の問診票(詳細版)を使う。従来の問診票は「事故当時の行動をよく覚えていない」などの理由から、回答率が23.6%(9月30日現在)と低迷しており、簡易版導入で記入の手間を省き、回答率向上を図る。

 簡易版は、事故後も日常生活の行動範囲が大きく変わらなかった人と、居住地や勤務地、通学先の移動が1回だけの人が利用できる。避難区域の住民は避難先を何度も移しているケースが多いが、これらの条件を満たす場合は簡易版を使用できる。
 簡易版は来月中旬から、市町村窓口にも置かれる予定。事故当時18歳以上の希望者には発送する。】