菅官房長官の「原発ゼロ」は政府方針と同様との詭弁、細田幹事長代行の「原発は安全・・」という暴論、

 原子力ムラの中核をなす安倍自民党に、小泉元総理の「原発・即時ゼロ」発言というカウンターパンチは予想以上に効いたようだ。

 もしかするともしかして、一気に安倍自民党をノックアウト!「原発・即時ゼロ」が実現する可能性も・・

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 朝日新聞デジタルより
「原発は安全という結論、次第に出てくる」自民・細田氏
【■細田博之・自民党幹事長代行
 残念ながら福島第一原発の事故で見直し論が出ているが、科学的に対応して立ち直って、原発はあらゆる意味で安全で地震・津波、テロに耐えうるという結論が次第に出てくる。
(原発を)ゼロにすべきだとか、すべきでないという議論をすべきでない。(自民党のインターネット番組で)】


 FNNニュースより
小泉元首相会見 安倍首相に「原発を即時ゼロにすべき」と主張
【小泉元首相は、12日午後、日本記者クラブで講演し、原発を即時ゼロにすべきと主張するとともに、安倍首相に対し、原発ゼロの決断を行うべきだとの考えを示した。

 小泉元首相は「これから日本においてですよ、核のごみの最終処分場のめどをつけられると思う方が楽観的で無責任すぎると思いますよ」、「原発ゼロに反対なのは、自民党だけじゃないですか。しかし、本音を探れば、自民党の議員で賛否、どうかと言われれば、わたしは半々だと思ってますよ。ゼロ、賛成と。半々ぐらいじゃない。
 
 しかしここでもし、安倍総理が原発ゼロをすすめて、自然を資源にする国家をつくろう、(その)方針を決めれば、反対派はもうできませんよ、反対は」、「安倍総理として、いかに国民から与えられた権力を望ましいあるべき姿に向かって使うか。こんな運のいい総理いないですよ。使うと思えば、使えるんですよ。総理が決断すればね、今の原発ゼロ反対論者も黙っちゃいますよ。自民党の中で」などと述べた。

 また、小泉元首相は、安倍首相に、原発ゼロの決断を促す筋道として、石破幹事長に対し、自民党内で、原発ゼロの賛否について、議論すべきとの考えを示した。

小泉元首相は「(石破幹事長が)小泉さんの方向と違わないっていう発言なんですよ。ずいぶん違ってきたなと思うんです」、「自民党はこれからね、石破幹事長が音頭をとって、これからのエネルギー政策、原発含めてね、議論しようというふうに党内ですれば、賛否両論出ますよ。そして、賛否両論、これを総理にあげていけばいいんですよ。必要論者とゼロ論者、両論併記。総理、どちらに判断しますか。安倍さんが判断しやすいような環境をつくっていけばいい。そんな難しいことじゃない」と述べた。

 さらに、小泉元首相は、原発ゼロを実現する時期について、「わたしは、即ゼロの方がいい」、「再稼働すると、また核のごみが増えていくわけですよ。再稼働させるといったって、最終処分場見つからないんでしょ。だったら、すぐゼロにした方がいいと思いますよ」と述べた。】