容量1000トンのタンクから300トンが流失、それは漏水と呼べるレベルを遥かに超えている。
水位が3m近くも低下し、300トンもの汚染水が流れ出す勢いは如何ばかりか。
人知れず密やかに漏れ出る事は不可能、おそらく東電関係者は、知っていながら見逃していたのだろう。
たった一基のタンクから300トンも水漏れ、同様の構造の26基から一滴の水漏れもないとは到底考えられず、何れ漏出水量は、300トンから400、500、1000トンと上方修正を迫られるだろう。
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毎日JPより
福島第1原発:タンク漏水300トン 8000万ベクレル
【福島第1原発の原子炉冷却に使用した高濃度の放射性汚染水が貯蔵タンクから漏えいした問題で、東京電力は20日、漏れた量が約300トンに上っているとの推計を明らかにした。汚染水をためているタンクからの水漏れとしては過去最大とみられる。現在も漏れ続けている可能性がある。漏えいした汚染水から、ストロンチウム90(法定基準は1リットル当たり30ベクレル)などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり8000万ベクレルと極めて高濃度で検出された。
東電によると、同日、26基あるタンク群(高さ11メートル、直径12メートル)の水位を確認したところ、そのうちの1基で水量が約2・9メートル下がっていた。漏えい箇所は特定できていない。漏えいは19日午前に発覚し、タンク付近の水たまりの真上約50センチで毎時100ミリシーベルトの放射線が計測された。
タンクは鋼製の板ででき、溶接ではなくボルトでつなぎ合わせているという。タンク周辺には汚染水の漏えいを防ぐためのコンクリート製のせきがあり、26基のタンクは一つのせきで囲われている。
東電は同日夜、せきにとどまった汚染水約4トンを回収。今後、染みこんだ土の回収作業を行う。タンクから海までの距離は約500メートル。】
日本経済新聞より
汚染水300トン、タンクから漏えい 福島第1原発
【東京電力福島第1原子力発電所の地上タンク周辺で汚染水の水たまりが見つかった問題で東電は20日、タンクからの漏洩を認めた上で、漏洩量が約300トンに上るとの見解を示した。
漏洩したのは容量千トンの地上タンクで、作業員が20日午前に確認したところ、水位が約2.9メートル下がっていた。東電はどこから漏れたのかは不明としている。汚染水は土壌に染み込んだ可能生が高い。
また、東電は漏洩した汚染水から、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり8千万ベクレルと、極めて高濃度で検出されたと発表した。
原子力規制委員会は今回の汚染水漏れを、国際的な事故評価尺度で8段階のうち下から2番目のレベル1(逸脱)に当たると暫定評価している。】
水位が3m近くも低下し、300トンもの汚染水が流れ出す勢いは如何ばかりか。
人知れず密やかに漏れ出る事は不可能、おそらく東電関係者は、知っていながら見逃していたのだろう。
たった一基のタンクから300トンも水漏れ、同様の構造の26基から一滴の水漏れもないとは到底考えられず、何れ漏出水量は、300トンから400、500、1000トンと上方修正を迫られるだろう。
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毎日JPより
福島第1原発:タンク漏水300トン 8000万ベクレル
【福島第1原発の原子炉冷却に使用した高濃度の放射性汚染水が貯蔵タンクから漏えいした問題で、東京電力は20日、漏れた量が約300トンに上っているとの推計を明らかにした。汚染水をためているタンクからの水漏れとしては過去最大とみられる。現在も漏れ続けている可能性がある。漏えいした汚染水から、ストロンチウム90(法定基準は1リットル当たり30ベクレル)などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり8000万ベクレルと極めて高濃度で検出された。
東電によると、同日、26基あるタンク群(高さ11メートル、直径12メートル)の水位を確認したところ、そのうちの1基で水量が約2・9メートル下がっていた。漏えい箇所は特定できていない。漏えいは19日午前に発覚し、タンク付近の水たまりの真上約50センチで毎時100ミリシーベルトの放射線が計測された。
タンクは鋼製の板ででき、溶接ではなくボルトでつなぎ合わせているという。タンク周辺には汚染水の漏えいを防ぐためのコンクリート製のせきがあり、26基のタンクは一つのせきで囲われている。
東電は同日夜、せきにとどまった汚染水約4トンを回収。今後、染みこんだ土の回収作業を行う。タンクから海までの距離は約500メートル。】
日本経済新聞より
汚染水300トン、タンクから漏えい 福島第1原発
【東京電力福島第1原子力発電所の地上タンク周辺で汚染水の水たまりが見つかった問題で東電は20日、タンクからの漏洩を認めた上で、漏洩量が約300トンに上るとの見解を示した。
漏洩したのは容量千トンの地上タンクで、作業員が20日午前に確認したところ、水位が約2.9メートル下がっていた。東電はどこから漏れたのかは不明としている。汚染水は土壌に染み込んだ可能生が高い。
また、東電は漏洩した汚染水から、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり8千万ベクレルと、極めて高濃度で検出されたと発表した。
原子力規制委員会は今回の汚染水漏れを、国際的な事故評価尺度で8段階のうち下から2番目のレベル1(逸脱)に当たると暫定評価している。】