福島のお子さんの甲状腺がん発見率は定説の85~170倍、最近は40歳以上でもリスクが増えるとの報告も
 
 東電がこれまでWHOに報告したのは522人だけだったが、今回は1万9592人のデータから1973人の
作業員に甲状腺がんのリスク有りと判明。

 半数は未受診?というより実態は行方不明?
「甲状腺被曝線量が100ミリを超えていた作業員全員に対し、東電の負担で生涯、年1回の甲状腺の超音波検査を行う。検査対象者にはすでに通知した」というが、本人の元に届いた通知も半数以下か?

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 SankeiBizより
甲状腺被ばく100ミリシーベルト超、推計2千人に 福島作業員
【東京電力福島第1原発事故で、放射性ヨウ素を体内に取り込んだことによる甲状腺被ばく線量(等価線量)が100ミリシーベルトを超える作業員は推計で1973人に上ることが、東電の調べで分かった。全体の被ばく量が100ミリシーベルトを超えると、がんのリスクが高まるとされる。東電は1973人について、無料で年1回の甲状腺の超音波検査を受けられるようにした。

 東電はこれまでに522人の作業員の実測データを世界保健機関(WHO)に報告。WHOが2月に公表した報告書では、このうち甲状腺被ばく線量が100ミリシーベルトを超えた作業員は178人だった。

 発表などによると、調査対象は東電社員3290人と協力企業社員1万6302人の計1万9592人。甲状腺被ばくの実測データがある522人以外は、取り込んだ放射性セシウムか522人のらヨウ素の値を推計、甲状腺被ばく線量を評価した。

 等価線量は臓器ごとの被ばく線量で、体全体の内部被ばく量に比べ値が大きくなる。】