大儀なき戦争が生んだ悲劇、悪魔の兵器・劣化ウラン弾が使われたファルージャでは、
敵味方、軍人民間人の区別なく被ばくし、イラクでもアメリカでも、放射能の影響とみられる奇形児が・・

 戦争とは、合法的?大量殺戮行為、しかし、いかなる理由が有ろうと戦闘に参加しない民間人を殺すことは
許されていない。(誤爆?も明らかな殺人)

 しかも、悪魔の兵器・劣化ウラン弾は、戦争が終結した後も人々の体を攻撃する。
更に許せないのは、米軍が、味方の筈の米兵が被ばくすることを知りながら悪魔の兵器を使用したこと。

 アメリカを支配する悪魔たちには、イラク人の命も、同胞である米兵の命も、取るに足らないもの、
だからファルージャで、劣化ウラン弾という悪魔の兵器の威力を試したのだろう。

 ただ、悪魔の兵器・劣化ウラン弾の放射線量は、福島原発から吐き出された放射能に比べれば軽微なもの。悲しいことだが、これから福島ではファルージャ以上の悲劇が起こるだろう。

 それでも、憲法9条改正、原発推進の自民党に、黒き一票を投ずる覚悟はお有りか?

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 BS世界のドキュメンタリー ファルージャで何が起きているのか~イラク戦争の傷痕~


【2003年に始まったイラク戦争で、“有志同盟”であるアメリカ・イギリス両軍に対し、とりわけ苛烈な抵抗を続けた町がファルージャだった。

2004年11月の米英の総攻撃で、町は徹底的に破壊され、今も町中には瓦礫が残る。そして、何よりも深刻なのは次々に生まれる先天性障害の赤ん坊だと地元の医療関係者は指摘する。発育不全や癌と診断される乳児が増加していて、その割合は5人に1人に上り、多くは生後あまり時間を置かずに亡くなっているという。

原因の一つと考えられているのが、2004年の攻撃に使われた可能性が高いとされる白りん弾や劣化ウラン弾。劣化ウラン弾の使用については、アメリカは認めていない。そうした中、両親がファルージャ出身のイラク人ディレクターが、今も立ち入りが厳しく制限されているファルージャに入り、その実態を記録した。

さらに、兵器使用による後遺症の問題を調べている世界の専門家やアメリカ軍関係者への取材も行い、ファルージャで起きていることの真相に迫る。ヨーロッパのドキュメンタリー祭でも上映され、大きな反響を呼んだ作品。】

 高知新聞 過去記事より
【イラク戦争10年】「大義なき戦争」の教訓を
【2003年のイラク戦争開戦から、あす20日で10年になる。
 戦争は10万人を超すと言われるイラク市民、4400人を上回る米兵の命を奪った。だが米英が開戦理由としたイラクの大量破壊兵器は存在せず、フセイン政権と国際テロ組織の関係もなかった。

 「大義なき戦争」で多くの犠牲者を生んだ罪は重く、戦争に参加した国々は猛省しなければならない。フランスやドイツはそれぞれの国益を判断して戦争に「反対」を表明した。先制攻撃的なイラク戦争には国際法上問題があるとの指摘もあったのに、なぜ踏みとどまらず、前のめりになったのか。

 日本は当時の小泉純一郎首相が、いち早く戦争「支持」を表明した。平和国家だったはずの国が、自衛隊を初めて「戦地」に派遣した。いくら米国の同盟国だからといっても、自国の平和憲法との関係から戦争の是非が深く考えられたのだろうか。 】一部抜粋