ローマ法王が、高齢理由に600年ぶり自己意思で退位の記事に、なにか不自然なものを感じていたが・・

 ネット上の噂?によれば、「カナダのキリスト教徒でないインディアンの子供たちを一掃するために寄宿舎生活をしていた50000人の子供を大量虐殺し、その犯罪を教会ぐるみで隠蔽した容疑で、「人道に対する罪」でブリュッセルベース裁判所から、懲役25年 全財産没収の有罪判決を受けた」 ため、とのこと。

 真相は如何に?と調べを進めると、ロイター 2011年 09月 14日付けの記事
性的虐待問題でローマ法王をICCに告訴、支援団体「事件を隠蔽」」を発見。根も葉もない噂ではなかった。
 
 どうやら、異例のローマ法王 緊急退位には、バチカンの知られざる暗部を、世間の目から隠す目的があったようです。

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 ロイター 2011年 09月 14日
性的虐待問題でローマ法王をICCに告訴、支援団体「事件を隠蔽」
【[アムステルダム 13日 ロイター] カトリック聖職者による児童への性的虐待問題で、被害者を支援する人権団体が13日、ローマ法王ベネディクト16世とバチカン幹部3人が性的虐待を容認したとして、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)に告訴した。この問題が国際的な司法手続きの場に提起されたのは初めて。

 訴えたのはニューヨークなどに拠点を置く被害者の支援団体で、告訴状では、バチカン当局者が容認したために性的虐待が行われたとし、人権に対する犯罪に当たると主張している。

 支援団体の弁護士は、「そのほとんどが子どもである何万人もの犠牲者に対する犯罪が、バチカンの最も高い地位にいる関係者によって隠蔽(いんぺい)された」と語った。

ただ、性的虐待の多くがICCが創設された2002年以前に行われており、バチカン市国がICCの司法権を承認していないことから、実際に立件される可能性は低いとみられる。

 ローマ法王庁は告訴について、直ちにコメントする予定はないと話した。】

ローマ法王が28日に退位 高齢理由、600年ぶり自己意思で
【【ベルリン=宮下日出男】イタリアからの報道によると、ローマ法王ベネディクト16世(85)は11日、枢機卿会議で今月28日で法王を退位する意向を表明した。高齢で法王の職務の重責を果たせなくなったことが理由としている。法王は事実上の終身職であり、存命中の退位は極めて異例。「自己の意思による退位」は1415年のグレゴリウス12世以来、約600年ぶりとみられる。

 ローマ法王庁(バチカン)報道官は3月末の復活祭までに新法王が選出されるとの見通しを示した。

 ベネディクト16世はこの日の枢機卿会議で、「神の前で繰り返し検討したが、高齢により、私の力は職務遂行にふさわしくないとの確信を得た」と述べ、退位の意向を伝達。後任選出のための法王選挙(コンクラーベ)の開催を要請した。

 ベネディクト16世はドイツ・バイエルン州出身。ミュンヘン大などで哲学や神学を修めた。1977年に枢機卿、81年に法王庁教理省長官に。2005年4月2日、先代のヨハネ・パウロ2世が死去した後、同19日、コンクラーベで第265代の法王に選出された。法王はローマ・カトリック教会の最高位者であり、バチカン市国の元首でもある。

 ベネディクト16世の法王就位後の法王庁をめぐっては、2012年1月以降、公共事業をめぐる不正などを示す内部文書が相次いでメディアに漏洩(ろうえい)し、「バチリークス」と呼ばれた。法王の身の回りの世話をしてきた男が昨年5月、機密書類を盗んだ容疑で逮捕され、10月に禁錮18月の判決を受けた。一連の騒動は、法王庁内部の権力闘争の結果との臆測を呼んでいた。】