原発マネーに溺れた自らを悔い、原子力ムラと決別し国に逆らった井戸川前町長、
それを良しとしない町議、その後ろで糸引く原子力ムラ。

 双葉町民は彼に、やり残した「大きな仕事」を成し遂げる機会を与えてくれるだろうか?

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 福島民友新聞より
井戸川前町長が再出馬 双葉町長選、さらに混迷
【双葉町の井戸川克隆前町長(66)は20日、自身の辞職に伴い28日告示、3月10日投票で行われる同町長選への出馬を決断した。

同町長選へはこれまで、いずれも新人で元町議の尾形彰宏氏(54)、前町議の伊沢史朗氏(54)が出馬を表明しているほか、16日開かれた立候補予定者説明会には町外からの4陣営が出席している。東京電力福島第1原発事故とその後の全町避難を受けた今後の町再興の方針をめぐり、さまざまな主張がぶつかり合う中、混戦の度がさらに深まる可能性が高まった。

 井戸川前町長は、福島民友新聞社の取材に対し「説明会に町民以外の人が多く来た。全国的に関心が高い印象を受けたが、町のことは町民主体で考えるべき」と説明会を機に出馬決断に至った経緯を語った。

「多くの課題を残したまま辞職した。解決には町民、議会と一体の議論が不可欠。辞職しての再出馬は苦渋の決断だが、まずは町民の審判を受けたい。選挙に全力投球で取り組む」としている。】

 Yahoo!ニュースより
<福島・双葉町>辞職の井戸川氏が町長選出馬へ
【福島県双葉町(埼玉県加須市に避難中)の井戸川克隆前町長(66)の辞職に伴う出直し町長選(28日告示、3月10日投開票)に、井戸川氏が立候補することを決めた。井戸川氏は毎日新聞の取材に「大きな仕事をやり残してしまった。辞職後に『町長選に出て町を立て直してほしい』という声をたくさん受けた」と理由を述べた。

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 同町長選には既に前町議の伊沢史朗氏(54)と、元町議の尾形彰宏氏(54)の新人2人が出馬表明している。立候補予定者説明会には両氏を含む計6陣営が出席しており、候補者が乱立する可能性もある。】