太平洋戦争時の大本営発表原発安全神話、福島原発事故での政府・東電・御用学者が発する安全デマ?の垂れ流し報道?

 日本のメディアが、欧州のメディアの報道を“偏向”と報じる感覚は、同じ日本人として恥ずかしい限り。
日本の報道は既に死んでいる? いや報道など最初から存在していない、広報機関が存在するのみ。

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 産経ニュースより
ベルリン物語 欧州の「日本」報道
【安倍晋三政権に対する当地のメディアの報道は手厳しい。“偏向”ともいえるような報道も目につく。日本に対する誤解があるためだと思うが、駐欧州の日本の外交官も同様の懸念を抱いているようで、理解を求めるのに懸命だ。

 集団的自衛権行使の容認や憲法改正が持論の安倍首相の誕生を、独メディアは総じて「日本の右傾化」ととらえる。一方、残念だが、なぜ日本がそうした課題を抱えているのかという分析はあまり目立たない。

 ドイツの日本大使館は最近、ホームページ上の中根猛大使の「挨拶(あいさつ)」を更新。「日本は国際社会で安全保障面においてさらに貢献を行うことに積極的だ」と訴え、安倍政権の取り組みの説明に力を入れている。

 フランスでも、日本が集団的自衛権を行使すれば、「平和主義を捨てる第一歩だ」と主要紙が報じた。在仏日本大使館は寄稿し、国際法上、認められた権利の行使をめぐる議論を提起したことへの報道としては「妥当か」と指摘。安倍首相を「ナショナリスト」とする向きには、「仏に『愛国心』を語らない政治家がいるか」とも反論した。

 欧州の報道をみると、日本との距離の遠さを感じることが少なくない。言うべきことを言う姿勢を示し、その積み重ねが将来、結実すると信じたい。】