日本原電は“活断層”との規制委員会の結論に、「科学的にさまざまな疑問がある」と異論を唱えているが、「科学的に疑問がある」のは寧ろ、敦賀原発の建設認可の正当性ではないのか?
なぜ、こんな断層だらけのところに、自爆装置ともいえる危険な原発の建設を計画し、なぜ、建設認可が下りたのか?
申請した日本原電、認可した国、双方の共謀の証拠は既に消されているだろうが、無謀な賭けで住民の生命を危険に晒してきた罪は決して消えない。
しかも一昨年5月に、穴が開き放射能漏れを起した配管の点検は、87年の運転開始以来一度も行っていなかったというウルトラ無責任ぶり。
日本原電といい、東電といい、こんな無責任な会社が、危険極まりない原発を何十年も運転し続けていたかと思うと背筋が寒くなる。
関連記事 活断層の上に建つ敦賀原発
敦賀原発は断層の巣 「活断層厳しく判断」 原子力規制委
敦賀2号:配管に穴、運転開始以来点検ゼロ?!
敦賀原発2号機燃料漏れで原子炉停止調査、1号機は1月に冷却機能喪失。
NHKニュースWEBより
敦賀原発 “活断層”で結論へ
【
国の原子力規制委員会は、「断層が活断層の可能性がある」という判断が示された福井県の敦賀原発について、専門家会議が今月下旬にもまとめる報告書を受けて、結論を出す方針です。
規制委員会が「運転再開を認めない」という最終的な判断をすると、発足以来初めて、原発の運転を制限することになります。
原子力規制委員会の島崎邦彦委員と専門家の合わせて5人は、国内で唯一運転中の福井県の大飯原発を含む3か所で断層の調査をし、先月、敦賀原発と青森県の東通原発について、「活断層の可能性がある」という判断を示しました。
このうち敦賀原発については、専門家会議が今月下旬にも「活断層だ」とする根拠を盛り込んだ報告書をまとめることにしています。規制委員会は、この報告書を受けて、断層の真上にある敦賀原発の2号機について結論を出す方針で、「運転再開を認めない」という最終的な判断をすると、去年9月の発足以来初めて原発の運転を制限することになります。
敦賀原発2号機は、運転が再開できないと廃炉になる可能性があるほか、今月以降には、石川県の志賀原発、福井県の美浜原発、それに、高速増殖炉「もんじゅ」の3か所でも、専門家会議の現地調査が新たに始まることから、規制委員会の判断が注目されます。
一方、敦賀原発の事業者の日本原子力発電は「断層は活断層ではない」として調査を続けるとともに、「科学的にさまざまな疑問がある」という公開質問状を提出していて、規制委員会は説明責任も問われています。】
なぜ、こんな断層だらけのところに、自爆装置ともいえる危険な原発の建設を計画し、なぜ、建設認可が下りたのか?
申請した日本原電、認可した国、双方の共謀の証拠は既に消されているだろうが、無謀な賭けで住民の生命を危険に晒してきた罪は決して消えない。
しかも一昨年5月に、穴が開き放射能漏れを起した配管の点検は、87年の運転開始以来一度も行っていなかったというウルトラ無責任ぶり。
日本原電といい、東電といい、こんな無責任な会社が、危険極まりない原発を何十年も運転し続けていたかと思うと背筋が寒くなる。
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規制委員会が「運転再開を認めない」という最終的な判断をすると、発足以来初めて、原発の運転を制限することになります。
原子力規制委員会の島崎邦彦委員と専門家の合わせて5人は、国内で唯一運転中の福井県の大飯原発を含む3か所で断層の調査をし、先月、敦賀原発と青森県の東通原発について、「活断層の可能性がある」という判断を示しました。
このうち敦賀原発については、専門家会議が今月下旬にも「活断層だ」とする根拠を盛り込んだ報告書をまとめることにしています。規制委員会は、この報告書を受けて、断層の真上にある敦賀原発の2号機について結論を出す方針で、「運転再開を認めない」という最終的な判断をすると、去年9月の発足以来初めて原発の運転を制限することになります。
敦賀原発2号機は、運転が再開できないと廃炉になる可能性があるほか、今月以降には、石川県の志賀原発、福井県の美浜原発、それに、高速増殖炉「もんじゅ」の3か所でも、専門家会議の現地調査が新たに始まることから、規制委員会の判断が注目されます。
一方、敦賀原発の事業者の日本原子力発電は「断層は活断層ではない」として調査を続けるとともに、「科学的にさまざまな疑問がある」という公開質問状を提出していて、規制委員会は説明責任も問われています。】