やはり原子力規制委の役割は、規制ではなく推進。 
規制とは名ばかり?粛々と新増設審査をこなし、原発新増設の道筋をつける重要な任務のための組織のようだ。

 電気新聞より
新増設審査、年度末再開か 原子力規制委が方針
【原子力規制委員会は原子力発電所の新増設案件について、早ければ今年度末から審査を再開する方針だ。

 新たな安全基準の骨格を年度末に公表するため、それを基に審査を再開する可能性があるという。日本原子力発電敦賀発電所3、4号機など設置許可を申請済みの案件については「取り扱いを検討中」(原子力規制庁)であり、旧原子力安全・保安院が審査した中身を引き継ぐのか否かについても今後の検討課題となる。

規制委は新安全基準の策定に着手するところ。旧原子力安全委員会が策定した審査指針類を抜本的に見直し、新たにシビアアクシデント(過酷事故)対策などを盛り込む形となる。

 来年7月に施行する計画だが、規制委は今年度末に新基準の大枠を公表する方針。大枠を示した段階か、遅くとも正式に策定した段階で新増設に関する設置許可申請の審査を再開する方向だ。】