北京オリンピックのセーリングコース会場を埋め尽くした$げんぱつニュース-1
“藻”の大群の映像を思い出していただきたい。

栽培もせずにあれだけ大量に育つ“藻”資源を見逃す手はない。

もし、厄介者の“藻”を海洋農場で栽培すれば、最貧国の人たちから食料を奪う、トウモロコシからのバイオ燃料に、“藻”から抽出した「緑の石油」が取って替わることも出来る。

 この技術が普及し採算ラインに乗れば、原発も化石燃料も不要になり、悪名高き?“原子力ムラ”も
“石油メジャー”も消滅するだろう。

 “藻”の他にも、大発生して原発や火力発電所を止めた、同じく厄介ものの“クラゲ”も、
バイオ燃料の原料としては有望、女性の美容に役立つ“コラーゲン”の原料としても有望だ。

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 ecool.jpより
サファイア・エナジー、藻類バイオマスプラントの一部稼動を開始
【「緑の原油」(green crude)と呼ばれる藻類バイオ燃料の生産を手掛けるサファイア・エナジー(Sapphire Energy)は、ニューメキシコ州南部ルナ(Luna)郡で建設中だった藻類バイオマスプラントの一部稼動を開始した。サファイア・エナジーのバイオ燃料は、ディーゼル燃料やジェット燃料・ガソリンなどに精製できる油を藻類から抽出するもので、既存の化石燃料インフラで利用が可能だ。

第一段階として、100エーカーの培養池と共に収穫・抽出などの必要設備を設置し、6月に初回生産を終えた。1.1エーカーの池48のうち半数と、2.2エーカーの池20のうち1つが生産中。今後生産量を拡大する計画で、2014年末までに300エーカーのプラントで年間150万ガロン、1日あたり100バレルのバイオ燃料の生産が可能になるという。また、同社が以前に発表した目標によると、2018年までに年間で1億ガロンの生産目標を掲げている。

同プロジェクトは、エネルギー省(DOE)、米マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏、米バイオ化学大手モンサント(Monsanto)社などからの融資を受けている。4月にはプラント拡張のため投資家から1億4400万ドルを調達しており、これまでに3億ドル以上の資金を確保している。】