国として、青森県産の農林水産物を出荷停止にするのは初めてだが、
八戸市沖のマダラは、6月にも基準値超の放射性セシウムが検出され、県からの出荷自粛要請が7月25日に解除されたばかり。 

青森県産農林水産物の放射性物質の調査について 2012年7月27日

青森県産農林水産物の放射性物質の調査について 2012年8月27日

 青森沖のマダラが、出荷停止されるほど汚染されているなら、その南側の岩手沖、宮城沖、福島沖は
本当に大丈夫となのか?消費者の心配は尽きない。

 国の放射能に対する規制は、いつも後追いで、たとえ少量を食べても「直ちに健康に影響はない」という
決まり文句でお茶を濁す及び腰。

 国には、御用学者のミスター大丈夫・山下教授が、「健康影響を巡る訴訟が多発し、補償費用が国家予算を圧迫・・日本という国が崩壊しないよう導きたい」と言うように、原発事故の賠償金抑制の考えが根底にあって、放射能汚染被害を過少に見せようとする意図があるように見える。

関連記事 甲状腺検査:福島県外の子供と比較:「補償費用が国家予算を圧迫」防ぐため?

 47ニュースより
$げんぱつニュース-1










政府が青森県に初の出荷停止指示 八戸市沖のマダラ

【青森県八戸市沖で漁獲されたマダラから国の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして、政府は27日、同県に出荷停止を指示した。

 厚生労働省によると、東京電力福島第1原発事故後、青森県産の農林水産物が出荷停止になるのは初めて。

 八戸市沖のマダラは6月、県の調査で1キログラム当たり116ベクレルが検出され、地元漁協が出荷を自粛。その後、基準値を下回ったため7月末に自粛を解除したが8月9日、132・7ベクレルが検出され、漁協が再び自粛した。】