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作家・浅田次郎に聞く ”原発と日本人”8/27報道ステ(動画・内容書き出し)



 戦争を知らない私たちの世代は“高度成長の申し子”、人類史上最も幸せな世代。

 子供は“目に見える未来”
私たちの親の世代は、子供たちに“戦後の焼け跡”を申し送ってはならないという気持ちで、戦後復興、
高度成長を果した。

 チェルノブイリでは事故の後に生まれた世代が、石棺という「灰色のマトリョーシカ」を永遠に造り続けなければならない。

 福島の廃炉“前人未到の廃炉”
負の遺産・原発の後始末は私たちの世代で片付けるべき問題、先送りは許されない。
 
 必要以上の数
54基のうち、たった2基が動いているだけで、この猛暑も凌いでいる。
本当に原発がこれだけ必要だったのか多いに疑問がある。

 原発は造ること事体が目的だったか、本来以外の目的があったと思う。
どうせ不要の物を造るなら、ピラミッドや大仏のように壊れても廻りに害を及ぼさないものを造るべきだった。

 5千年後の未来に、ピラミッドはエジプトの観光に無くてはならない存在になっている。

 世界が注目“人類の決断、歴史的決断”
技術大国日本は、今でも世界から畏敬の念をもって見られている。
福島第一原発事故を受けた、原発からの撤退の決断は“人類の歴史を左右する決断”

 “過去と現在と未来”そこには人間の情緒的なものの入る隙間は無い。

 価格.com - 「報道ステーション」で紹介された情報より
いまこそ私は原発に反対します。浅田次郎
【日本ペンクラブ会長、鉄道員(ぽっぽや)で直木賞を受賞した浅田次郎を取材。浅田次郎の時代は戦争を知らなく、高度成長期の申し子だとトーク。幸せに育った自分達が国家をどう牽引するのか、その方法が問われていると語った。

浅田次郎はチェルノブイリを訪れ、コンクリートの劣化が目立ったため、石棺の上に新たな石棺を作る作業が行われていたと語る。街の中では「マトリョーシカ」という入れ子人形が売られ、この様な作業は永遠に続くと話した。

1つが故障してしまえば国家が揺らぐ原発という物が、必要以上に存在する今、これはつくること自体に目的があるとしか考えられないとトーク。日本は土木国家体質というものを持っており、作るんであれば全く害のない物を作るべきだと語った。

チェルノブイリ事故により小児の”甲状腺がん”は今も増え続けている。除染作業も森の部分に関しては不可能とされ、除染というものは完成しないという。原子炉の廃炉がなければ、核兵器の廃絶には辿り着かない。福島第一原発事故を受け、世界は日本の決断に注目していると語った。】