この記事で関電は、大飯再稼動なしなら8月の供給力は2542万KWとしているが、
関電でんき予報による本日のピーク時供給力は3017万kW、ここから大飯原発分236万kWを差し引いても
2781万kWもあり、最大電力需要を上回っている。

 更に停止、調整中の火力などが81万kW、長期停止中の火力が195kWもあり、大飯原発の再稼動が
必要なかったことが判る。

関西電力・供給力に関するお知らせ
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 YOMIURI ONLINE関西発より
計画停電、大飯再稼動で回避…関電管内

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【 大飯原子力発電所3、4号機(福井県)の再稼働がなければ、関西電力管内で今夏(7月2日~8月23日)、最大電力需要が、原発なしの状態での想定供給力を上回る日が15日間あったことがわかった。

 関電が23日発表した今夏の節電効果(中間報告)は、猛暑だった2010年夏に比べてピーク時(午後2時台)の需要は平均11%減少していたが、再稼働できなければ、計画停電に陥る恐れもあった。

 関電によると、節電要請期間(7月2日~9月7日)入り後、今月17日までのピーク時需要(午後2時台)を10年夏の実績と比較すると、平均11%(310万キロ・ワット)減っていた。需給逼迫
ひっぱく
時に備えた計画停電は回避できる見通しだ。

 特に、家庭は昨夏の3%に比べ、3倍以上となる11%の節電効果があった。計画停電の区割りやスケジュール表を全家庭に配布したことなどで、計画停電の現実味が増したことが大きいとみられる。関電が取り組んだ、様々な節電促進策も奏功した。

 企業など大口顧客を対象に、電気の使用をピーク時からずらす契約は3600件で、昨夏(1700件)から倍増した。電力の需給逼迫を知らせるメールの登録は71万件で、昨夏(4万件)から大幅に増えた。

 関電は5月時点で、原発が稼働しない場合、7月の供給力は2517万キロ・ワット、8月は2542万キロ・ワットと想定していた。】