大飯原発のトラブルは止まる(とどまる)所を知らず、
そんな中の保安院は大飯3号機に定期検査終了証を交付
保安院がまともな検査をしたのか大いに疑問。

全く知りませんでしたが、大飯3号機は定期検査が終わっていない仮免許運転中だったのですね。
ということは4号機はまだ仮免許運転中?だったら赤点不合格で停止するのが本当ですね。

関電の説明によれば、冷却温度警報を137回も作動させた原因は、一部の核燃料が他よりも燃焼したことらしい。

 問題の燃料集合体の相対出力が低下すれば、警報発信回数も低下が見込まれるそうですが、
7/31.8/1と再び警報発信回数が増える傾向のようです、本当に大丈夫なのでしょうか?

 スリーマイル事故もチェルノブイリ事故も、慢心した運転員が警報を無視し続けた結果の大惨事でした。
137回も作動した警報、重大な故障を見落としていないのか非常に心配ですね。

$げんぱつニュース-1

 どうせ、電気は足りているのですから、この際もう一度停止させて徹底的に点検し直すのが、日本の国のために一番良いと思うのですが・・

 毎日JPより
大飯原発:4号機、冷却警報が作動 関電「問題ない」 /福井
【 関西電力は2日、大飯原発4号機(118万キロワット)の原子炉内の1次冷却水の温度が部分的に上昇したことを示す警報が同日午後3時現在で計137回作動したと発表した。警報は4号機がフル稼働に入った7月25日早朝に初めて作動。燃料集合体(193体)のうち1体について、周辺の冷却水の温度が警報基準に達した。

 関電によると、過去に1回使用した比較的燃焼度の高い燃料だったため、流量の変化で一時的に冷却水の温度が上がった。燃焼度に応じた燃料全体の配置に問題はなく、今月中旬ごろには安定した状態になるとみている。

 また、7月30日には取水口付近に漂着したクラゲの影響で3、4号機が共に取水量を抑えたため発電出力が最大約1・8%落ちた。】

 産経ニュースより
大飯4号機、警報多発 関電「運転へ影響ない」
【フル稼働した関西電力大飯原子力発電所4号機(福井県おおい町)で25日午前5時半ごろ、1次冷却水の温度が上がりすぎたことを示す警報器が作動した。約9時間半後に警報を復旧させたが、同日午後3時35分ごろ、再び同じ警報器が作動した。関電は安全上問題なく、運転への影響はないという。

 関電は、一部の核燃料が他よりも燃焼したことなどが原因としている。

 一方、同日午後2時45分ごろ、4号機の非常用ディーゼル発電機で、主軸を別のモーターで回転させて点検する装置が過剰に負荷がかかったことを示す警報が作動した。関電は、同発電機が正常に動くことを確認し、運転に影響はないとしている。】

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