テレビも新聞も、大飯再稼動に正当性がなかったことを証明するこの大スクープ!?に、
完全無視を決め込んでいます。何故か?ネットでさえ殆ど反応がありません。

 本当はこんな記事は、大スクープ!?でも何でもない。
”猛暑でも原発なしでも電力不足にならない”事は、関電、経産省データを見れば誰でも判る事実、
それをテレビも新聞も検証すらしないことは報道機関としての責任を放棄するもの。

 電力不足を理由にした、緊急避難的な大飯再稼動がなければ、関電の八木社長も「次は高浜を再稼動」などとは言い出せなかった筈。

 大飯再稼動の唯一の理由 ”関電の供給力不足”が、政府と関電によるデマ?だと、
当の関電、経産省のデータで実証できた事実が日本中に知れ渡れば、大飯原発は再停止され、
再び稼動原発ゼロの平穏な日が戻ってくる。

 そういう想いで、昨日の大飯再稼動237万KWなしでも、停止火力545万KW稼動で供給力3,260万KWを改題してそのまま再掲しました。

    **************    *****************

 大飯再稼動を狙った経産省の”原子力発電所を再起動しない場合”の関西電力管内の電力需給見通し
拠れば、この夏の関電・火力供給力は1,918万KW。

 本日の関西電力でんき予報[供給力に関するお知らせ]に記載されている火力供給力は1,373万kW、
その差は(1,918万KW-1,373万kW) 545万KW。

 電力不足?を理由に、大飯原発を再稼動させて増えた供給力は237万KW、その一方で火力を545万KWも遊ばせている。燃料費節約のため?308万KWも供給力が落ちている計算だ。

 大飯原発が再稼動しなくても、2,952万KW(関西電力発表・本日の最大供給力)に308万KWを加えた
3,260万KWの供給力がある計算で、

 関電や政府が最稼動の脅しに使った、2010年の猛暑時の最大需要?3,095万KWを165万KWも上回り、
計画停電の必要もまったくない。

 当初、”電気は足りている、再稼動は必要なし”と言いながら、計画停電の恐怖?に腰砕けになった
関西広域連合の知事さんや橋本市長さんは、この数字を見てどういう感想を述べられるか興味深い。

 関西電力でんき予報
$げんぱつニュース-1

$げんぱつニュース-2
$げんぱつニュース-3


 経済産業省HPより
原子力発電所を再起動しない場合の関西電力管内の電力需給見通し
$げんぱつニュース-4

関連記事 火電停止は電力余剰だった! 関電京都支店広報が明かす
       大飯3号機再稼動で最大8基の火力発電所(計384万KW)の運転を停止??