この、夢のような放射能測定機が実用化されれば、魚だけでなく、野菜や果物、加工食品、お弁当・・
何でもその場で計れて、生産者も消費者も安心。

 これからは、買い物や外食で、放射能汚染を心配してあれこれ悩まずに済む。

 ガイガーカウンターカタログより
”非破壊検査”なの?~古河機械金属と東北大と大津漁協の放射能測定検査
$げんぱつニュース-1


【古河機械金属と東北大が共同で、魚をすりつぶさずに放射能測定できる測定器を開発しました。

 北茨城市の大津漁協と茨城漁業環境研究会はこの放射能測定器で放射能を測定する実証実験をしはじめました。なお、大津漁協と茨城漁業環境研究会はまったく別の団体ではなく、関係団体だと思われます。

”非破壊検査”という言葉を使っている報道

毎日新聞:東日本大震災:魚の線量調査実験 北茨城・大津漁港に非破壊検査器を設置 /茨城
読売新聞:魚“非破壊”で放射能測定・・・実証実験始まる

”非破壊検査”という言葉を使っていない報道

東京新聞:すりつぶさなくても魚測定OK 大津漁協 新型の放射性物質検出器導入へ
朝日新聞:魚を切らずに放射能測定 茨城の漁協、試作機器で実験

NHK・NEWSWEBより
茨城 水揚げの魚その場で検査
$げんぱつニュース-2


【原発事故によって、今も漁業への影響が続く茨城県北茨城市の漁港で、消費者の安心につなげようと、水揚げされた魚に含まれる放射性物質をその場で検査する実験が4日から始まりました。

今後は、出荷前のすべての魚の検査も検討するということです。


この実験は、北茨城市の大津漁協などが市の補助金や企業の支援を受けて始めました。
実験は、市内の大津漁港で始まり、放射性物質の検査機器の開発を担当した東京大学の中川聰特任教授らが漁協や市の担当者に機器の特徴や取り扱い方を説明しました。

 このあと漁港の建物の中で、箱に同じ種類の魚を敷き詰めてベルトコンベアに載せ、検査機器の下を通して数値を測定しました。

 魚1キログラムに含まれる放射性セシウムの量を最短で10秒ほどで計測でき、4日は試験的に水揚げされたシラスなどが検査を受けました。

 魚の放射性物質の検査は30分ほど時間がかかるうえに、魚を細かく切り刻んで測定機器にかける手間もかかり、検査できる量が限られていましたが、この機器を使えば、水揚げされた魚をその場で短時間で検査できます。

 大津漁協などは、今後、週に数回程度、調査用の漁で捕れた魚などを使って実験を行い、測定の精度を検証したうえで、今後は出荷前のすべての魚の検査を検討するということです。

 茨城県は放射性物質が検出された魚について、ことし3月、国の基準より厳しい独自の水揚げ規制を導入しましたが、東京の築地市場などでは、原発事故のあと下がった値段がなかなか回復せず、今も茨城産の魚が敬遠される状態が続いているということです。

 大津漁協の鈴木将之組合長は、「出荷するすべての魚を調べることで、消費者の安心につながることを期待します」と話していました。】

関連記事 <福島県産米>放射性濃度を袋ごと検査 新型機、5秒で1袋の実力