”ガレキにはヒ素やクロムが含まれて環境に悪影響”?だから「いのちを守る森の防潮堤」はNG??
ならば、その環境に悪い震災がれきを、全国にばら撒こうとするのは何故??

 放射能はヒ素やクロムよりも安全なの??埋めても危険なものを燃やしても大丈夫なの?

 宮城県議会も、全議員が広域処理より県内処理の推進を要望、「県外に持ちださなくても済む」と言っているのだから、細野大臣も、誰も望まない”広域処理”を断念されては如何がだろうか?


20120705 細野大臣に聞く ガレキの広域処理必要...

 価格.com -「モーニングバード!」で紹介された情報より 
【宮城県議会では、全てのガレキを期限内に処理する方法があると提案していることについて説明。

 共産党の横田有史県議は、「いのちを守る森の防潮堤」として有効活用することを提案していると語り、
広域処理は基本的にやめたほうがいいと語った。

 宮城県議会では、全議員が広域処理より県内処理の推進を要望している。自民党の相沢光哉県議も
県外に持ちださなくても済む」と主張した。

 これに対し、宮城県側は木質ガレキを防潮堤に使用すると発熱、ガスの発生、陥没の恐れがあるとして、
難色を示している。しかし、提唱者の宮脇昭氏はガスの発生や陥没は基本的にあり得ないと主張した。

 共産党の横田有史県議は、広域処理をやめたほうが良い理由について、「最大の問題は、放射能」で
全国に拡散すべきでないと指摘。

 更に多額の輸送料がかかることも問題視した。一方、自民党の相沢光哉県議も広域処理をお願いしづらい状況にあり、処理は縮小した形を取るべきと主張した。

 宮城県議会が提案している「いのちを守る森の防潮堤」について細野豪志環境大臣は、「ガレキを有効活用するプロジェクトは良い。是非やりたいと思う。しかし、安全性の観点から埋めることが出来ない物がある。」と説明。

 加工木材などを埋めるか環境省内で大議論し、埋めるべきでないという結論が出たという。また、横浜・山下公園の教訓についても説明し、瓦や石等安全な物に限定して埋めるべきと主張した。

 細野豪志環境大臣は、ガレキの建設資材にはヒ素やクロムが含まれ、周辺環境に影響を及ぼす可能性があると主張。

 しかし、玉川徹は学者が今まで土壌汚染の実態はなく、万が一の処理としてビニールシートを張れば良いと話していたことを主張した。2人は、ドイツでは規制が行われていることについて議論し、細野豪志環境大臣は世界の潮流がそうなっていると主張した。

 細野豪志環境大臣は、防潮堤を市民の憩いの場にする場にするのならば、地域住民がヒ素やクロムが含まれている物を埋めることを了承するかについて疑問視した。しかし、玉川徹はヒ素やクロムの具体的なデータを求めた。

 自民党の相沢光哉県議の主張をVTRで紹介。相沢光哉県議は北九州市での広域処理について、「今でも強い反対があるという状況はお願いをする側としては申し訳ない状況。政府が「やめましょう」と水を向ければ、「そうしましょう」という話になる。」と主張した。

 細野豪志環境大臣は、改めて広域処理は量的に必要であると主張し、今後も広域処理の方針でやることを強調した。一方、玉川徹は放射能汚染が少ない場所にガレキを持って行くことが良くないと主張した。

 細野豪志環境大臣は、広域処理の状況について説明し、北九州市では以前から環境問題に取り組み、管理能力が高い自治体なのでやっていると主張した。更に出来るだけ処理を前倒しする為にも広域処理が必要と主張した。

 地元の宮城県議会が全会一致でガレキを有効活用する防潮堤を提案していることに対し、方向修正する可能性があるか聞かれた細野豪志環境大臣は、「既に防災林については、始めている。」と回答。最後に細野豪志環境大臣は、再び出演して広域処理について説明すると語った。】

細野大臣『ヒ素・クロムがあって宮城で埋め立てられない』