東京電力は本当に電気屋なのか?
すべて下請け任せで、電気の知識も技術も素人以下ではないのか?
絶対に失ってはいけない4号機「燃料プール」の冷却機能が、通常用の冷却装置も、バックアップ用冷却装置も共倒れ。その原因が共有していた”UPS(無停電電源装置)”の故障??
電源が入らなければ、どんなにまともな装置でも動かないだろう。
通常用とバックアップ用の電源が共用では、バックアップの意味を成さない事くらい素人でも判ること。東電にはまともな技術者は一人もいないのか?
テレ朝ニュースより
4号機プール冷却停止 予備装置も機能せず(07/02 22:36)
【福島第一原発4号機の使用済み燃料プールで、冷却装置が30日朝から1日午後3時までの約33時間にわたって停止した問題。バックアップ用の冷却装置も動かなかった原因が改めて分かった。
東京電力、松本純一原子力・立地本部長代理:「予備機のほうに切り替えるような運用を当然考えていたが、あの制御装置のほうに関してはまだそこまで対応ができない状況で」
停止した原因は、冷却装置を制御する機械の電源故障だ。この機械1台で正規の冷却装置とバックアップ用の冷却装置の両方を制御していたため、バックアップも動かなかったのだ。
そもそも第一原発の事故では、非常用の発電機が2台とも地下にあったため、同時に津波で被災し、バックアップ本来の働きをしなかった。東京電力は、将来的には4号機燃料プールのバックアップ冷却装置用にもう1台の電源装置も導入したいとしている。】
ベスト&ワーストより
「そこまで対応ができない状況」福島第一原発4号機「燃料プール」冷却装置33時間停止の理由は?
【4号機「燃料プール」は30日から冷却装置が停止。復旧が33時間後の7月1日の15時となった。
冷却再開時点の燃料プール水温は42.9度まで上昇していたことが分かっている。
復旧まで33時間も冷却が出来ない状態となった原因は、バックアップ装置が起動しなかったためであることが分かっている。
では、バックアップ用の装置は何故起動しなかったのか?
■通常用とバックアップ装置がUPSを共用
まず、冷却装置が停止したのは「UPS(無停電電源装置)」の故障であることが分かっている。
「UPS(無停電電源装置)」の故障でなぜ、バックアップ用の冷却装置まで動作しなくなってしまったのか?
答えは簡単。
「UPS(無停電電源装置)」を共用していたからである。
※本日6月30日午前6時24分頃、福島第一原子力発電所4号機において、使用済燃料プール代替冷却システム異常に関する警報が発生し、使用済燃料プール代替冷却システムが自動停止。その後、現場にて漏えいがないことを確認。なお、システム停止時の4号機使用済燃料プール水の温度は約31℃で、プール水温度上昇率は0.486℃/hと評価。同日、現場にて調査を行った結果、UPS(無停電電源装置)に問題があると推定されたことから、7月1日午後1時35分頃より、異常があると推定されたUPSのバイパス作業を開始し、同日午後2時45分頃作業が完了したことから、同日午後3時7分頃に使用済燃料プール代替冷却システムのポンプを起動し冷却を再開。なお、冷却再開時の使用済燃料プール水温度は42.9℃(仮設温度計の指示値)。今後、異常があると考えられるUPSについては、交換を実施する予定。
(参考:2012.7.1プレスリリース|東京電力)
つまり、UPS(無停電電源装置)を共有していたためこの装置が故障すれば、通常用の冷却装置も、バックアップ用冷却装置も共倒れになるのである。
■そこまで対応ができない状況
システムの一部を共有してバックアップシステムを作っているのであるから当たり前のことである。
この点に関し、東京電力は「そこまで対応ができない状況」と説明をしている。
世界からも危険視されている「4号機燃料プール」。その冷却が非常に重要なことであるのは素人でも分かる。
そこには、未使用の燃料204本を含む1535本の燃料棒が保管されているのである。
冷却装置を動かす電源が止まれば一大事である。
これに対し、東京電力は中小企業のサーバー管理と同程度の停電対策を行っていたわけである。
これを、「批判する」、「予想通りとあきらめる」、「中小企業に失礼」と感じるかは様々かもしれない。
■バックアップの意味が分かっているのか?
普通に考えれば、バックアップというのは通常稼働しているシステムとは全く別系統で独立し稼働するものだと思うのだ。
通常系のシステムのどこかに異常が出たら共倒れするシステムをバックアップと称するのか?
バックアップというより、バカアップである。
東京電力では今回の冷却停止を受け、4号機燃料プール冷却装置に、新たな電源装置を導入したいとしている。
これからも東京電力にとっての「想定外」や「対応ができない状況」が発生するのだろうか?
それが、4号機燃料プールの破壊につながらないことを祈るしかない。日本の命運は彼らの手に握られている。】一部抜粋
関連記事 4号機プール冷却停止の理由が素人なみに酷かった 動画文字起こし
4号機使用済み燃料プール冷却停止の時系列まとめ。国会議員にすら東電や官僚から情報が入りにくいことが簡単に分かる
すべて下請け任せで、電気の知識も技術も素人以下ではないのか?
絶対に失ってはいけない4号機「燃料プール」の冷却機能が、通常用の冷却装置も、バックアップ用冷却装置も共倒れ。その原因が共有していた”UPS(無停電電源装置)”の故障??
電源が入らなければ、どんなにまともな装置でも動かないだろう。
通常用とバックアップ用の電源が共用では、バックアップの意味を成さない事くらい素人でも判ること。東電にはまともな技術者は一人もいないのか?
テレ朝ニュースより
4号機プール冷却停止 予備装置も機能せず(07/02 22:36)
【福島第一原発4号機の使用済み燃料プールで、冷却装置が30日朝から1日午後3時までの約33時間にわたって停止した問題。バックアップ用の冷却装置も動かなかった原因が改めて分かった。
東京電力、松本純一原子力・立地本部長代理:「予備機のほうに切り替えるような運用を当然考えていたが、あの制御装置のほうに関してはまだそこまで対応ができない状況で」
停止した原因は、冷却装置を制御する機械の電源故障だ。この機械1台で正規の冷却装置とバックアップ用の冷却装置の両方を制御していたため、バックアップも動かなかったのだ。
そもそも第一原発の事故では、非常用の発電機が2台とも地下にあったため、同時に津波で被災し、バックアップ本来の働きをしなかった。東京電力は、将来的には4号機燃料プールのバックアップ冷却装置用にもう1台の電源装置も導入したいとしている。】
ベスト&ワーストより
「そこまで対応ができない状況」福島第一原発4号機「燃料プール」冷却装置33時間停止の理由は?
【4号機「燃料プール」は30日から冷却装置が停止。復旧が33時間後の7月1日の15時となった。
冷却再開時点の燃料プール水温は42.9度まで上昇していたことが分かっている。
復旧まで33時間も冷却が出来ない状態となった原因は、バックアップ装置が起動しなかったためであることが分かっている。
では、バックアップ用の装置は何故起動しなかったのか?
■通常用とバックアップ装置がUPSを共用
まず、冷却装置が停止したのは「UPS(無停電電源装置)」の故障であることが分かっている。
「UPS(無停電電源装置)」の故障でなぜ、バックアップ用の冷却装置まで動作しなくなってしまったのか?
答えは簡単。
「UPS(無停電電源装置)」を共用していたからである。
※本日6月30日午前6時24分頃、福島第一原子力発電所4号機において、使用済燃料プール代替冷却システム異常に関する警報が発生し、使用済燃料プール代替冷却システムが自動停止。その後、現場にて漏えいがないことを確認。なお、システム停止時の4号機使用済燃料プール水の温度は約31℃で、プール水温度上昇率は0.486℃/hと評価。同日、現場にて調査を行った結果、UPS(無停電電源装置)に問題があると推定されたことから、7月1日午後1時35分頃より、異常があると推定されたUPSのバイパス作業を開始し、同日午後2時45分頃作業が完了したことから、同日午後3時7分頃に使用済燃料プール代替冷却システムのポンプを起動し冷却を再開。なお、冷却再開時の使用済燃料プール水温度は42.9℃(仮設温度計の指示値)。今後、異常があると考えられるUPSについては、交換を実施する予定。
(参考:2012.7.1プレスリリース|東京電力)
つまり、UPS(無停電電源装置)を共有していたためこの装置が故障すれば、通常用の冷却装置も、バックアップ用冷却装置も共倒れになるのである。
■そこまで対応ができない状況
システムの一部を共有してバックアップシステムを作っているのであるから当たり前のことである。
この点に関し、東京電力は「そこまで対応ができない状況」と説明をしている。
世界からも危険視されている「4号機燃料プール」。その冷却が非常に重要なことであるのは素人でも分かる。
そこには、未使用の燃料204本を含む1535本の燃料棒が保管されているのである。
冷却装置を動かす電源が止まれば一大事である。
これに対し、東京電力は中小企業のサーバー管理と同程度の停電対策を行っていたわけである。
これを、「批判する」、「予想通りとあきらめる」、「中小企業に失礼」と感じるかは様々かもしれない。
■バックアップの意味が分かっているのか?
普通に考えれば、バックアップというのは通常稼働しているシステムとは全く別系統で独立し稼働するものだと思うのだ。
通常系のシステムのどこかに異常が出たら共倒れするシステムをバックアップと称するのか?
バックアップというより、バカアップである。
東京電力では今回の冷却停止を受け、4号機燃料プール冷却装置に、新たな電源装置を導入したいとしている。
これからも東京電力にとっての「想定外」や「対応ができない状況」が発生するのだろうか?
それが、4号機燃料プールの破壊につながらないことを祈るしかない。日本の命運は彼らの手に握られている。】一部抜粋
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