二度と悲劇を繰り返さないために、二度と暴走を許さないために、もう一度「安全神話」捏造の歴史を振り返りましょう。

≪科学ジャーナリスト賞 2012大賞≫
ETV特集 シリーズ原発事故への道程
「前編 置き去りにされた慎重論」「後編 そして“安全神話”は生まれた」

【1980年代から90年代にかけて、我が国の原子力発電を支えてきた研究者、官僚、電力業界の重鎮たちが内輪だけの会合を重ねた「原子力政策研究会」の録音テープが発見された。この録音テープと新たな証言を元に、なぜ福島原発事故が起きたのかを歴史的に検証した2回シリーズ。

 前編は原子力発電所の我が国への導入を決めた1950~70年代前半を見た。当初は未知のテクノロジーを地震大国に立地することへの疑問など慎重論が主流であり、科学者たちは地道な研究により独自の技術を確立することを主張した。

 しかし原発導入の推進者たちは時間のかかる研究よりも欧米から手っ取り早く原子炉を輸入する方針を強引に進めた。「経済性追求」と「安全性確保」の矛盾を原点にさかのぼって検証した。

 後編は原発が次々に建設された1970年代以降、「全電源喪失」や「炉心溶融」などの事態の懸念が出たものの、それを無視して日本の原発で事故は起きないという「安全神話」が誕生し一人歩きしていった過程を明らかにした。】

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NHK・ETV特集 <シリーズ 原発事故への道程>「前編:置き去りにされた慎重論」

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NHK・ETV特集 <シリーズ 原発事故への道程>「後編:そして“安全神話”は生まれた」


ETV特集「シリーズ 原発事故への道程(前編) 置き去りにされた慎重論」 メモ&感想

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ETV特集「シリーズ 原発事故への道程(後編) そして“安全”は神話になった」 メモ&感想

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